馬楽の時間 16

 じゃあ、やる気が起きるのはどんな人、時?
 私の場合。よく見てくれる。よく聞いてくれる。レベルに合った指導をしてくれる。「こんなことも出来ないのか」とは絶対言わない。褒めてくれる。理論に一貫性がある。よく勉強している。一方的に否定しない。言われた通りやるといい結果が出る。偉そうにしない。作業を一緒にやってくれ
る。馬場の整備が上手い。経験をひけらかさない。実力主義。柔軟な考え方。馬を大事にする。何でも興味を持ち一緒にやってくれる。
 さて、推進のヒントがありますか?
 馬が前へ出てくれないのも、出にくくしてるからじゃないかと考えます。
 じゃあ、出にくくしている要素は?
 出ようとしても、バランスが崩れ出にくい。付いてきてくれない。ハミにガツガツ当たる。扶助の意味が良く分からない。頑張って出たけど褒めてくれないので、良かったのか悪かったのか分からない。常に強く責められるので嫌になる。前に出てるのに扶助をやめない。とにかく拍車。とにかく鞭。
 じゃあ、出やすくするには?もう答えが出てますかね?
 まず、何といってもいい姿勢で乗る。いい姿勢の条件は?
 1.リラックス 2.バランス 3.フォロウイング
 そして、必要な時に必要なだけの扶助。馬の動きに集中し、感じること。そして評価する。馬は何がいいのか分かりません。褒めてあげる、愛撫が大事。そして、まだあります。馬が動きやすいフォームを作ってあげる。
 あらゆるスポーツ、フォームを問わないものはありません。馬術も同じです。上手になりたいですね。
 

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