馬楽の時間 136

 ちょっと横道。ぼやきです。
 自分の馬術です。自分と乗せてもらう馬との馬術です。もし自分の馬なら、その馬くんとの馬術です。だから自分でやらなきゃ。面白さも楽しさも半減します。ホントの喜びも得られないんじゃないかなあ?
 教えてもらうのはいいでしょう。でも、教えてもらって上手になっているかどうかが問題です。上手とは楽しいと言うことですよ。
 大きな組織の先生が必ずしも教え上手とは限りません。そもそも教え方を本気で研究しているセンセのなんと少ないことか。大きな組織に所属しているだけで上手いと思っているセンセのなんと多いことか。
 大学馬術部のОBなんかも実に心配。自分の学生時代の知識、技能だけで、そこから研究もせず技術も磨かず、一歩も成長していないのに、自論を学生たちに押し付ける。学生たちは質問も出来ない。質問を反発ととるからだ。
 学生たちもただ押し黙ってしまう。ああ情けない。
 自分の馬術ですよ。自分で研究しなきゃ。他人任せにしない。
 モンティ ロバーツさんは凄いです。実演を見せてもらいました。目の前で馬が変わっていきます。でも観衆からはちょっと否定的な声が出ていました。たまたまだとか、馬が違うだとか。ああ情けない。いいものをいいと認められない。私は大感動。何故?私も同じようなことをやっていたから。こう言うと「いやいや田舎のオヤジなんか」と認めない。ああ情けない。
 自分の馬術でしょ。自分で研究しなきゃ。私はその研究のお手伝いをさせて頂いています。扶助です。扶助は?そう、提案と納得です。


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