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実家問題は突然に〜熟年夫婦の板挟みにあって考えること

実父母が、最近別居生活を始めました。
原因は50年近くにわたる父のモラハラと母へのDVです。

自宅で自営業を営んでおり、2人とも昔からとにかく不仲でしたが、70を過ぎて父のコントロールが不可能になってきて、つい先月、母が家を出ました。今は小さいアパートを借りて過ごしています。

今思うこと。それは離婚するなら早い方がいいと、いうこと。

まず70過ぎた母が仕事をする場所がなく、職探しに苦労しています。経理の仕事が得意で日商簿記一級など持っている母ですが、全て年齢でアウト。シニア世代が活躍しているとはいえ面接さえ受けさせてもらえない状況です。

そして、新しいパートナーと出会うこともないでしょう。せめて私が大学入学していた50代ならまだ、何らかのチャンスがあったのかもしれませんが、もはや現実的ではありません。

私は今40代で、同年代の人の親御さんはすでに他界していたり介護が必要だったりする中、うちは県外におり、両親とも働いているので恵まれている方だと思っていました。

でも、いくつになっても、やはり両親の不仲は心身ともに堪えます。

仕事帰りに母にTELしたり、父から怒りの、時には寂しいという訴えの電話がかかってきます。40代、自分も忙しい毎日を送る中で両親の心配までするには余裕がありません。70代となれば全く話を聞きませんし。

ですので、第二の人生を始めるつもりでいるなら、せめて50代くらいまでに、というのが私の持論です。

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