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【海外不動産投資】海外不動産との接触

ワタシが海外不動産に最初に関心を持ったのは、遡ること2014年のこと。
お世話になっており税理士さんと、日本の税制について議論していた際に、「同じ努力をするなら海外の方が結果が大きい」と聞かされた時でした。
確かに世の中の情勢を見ても、そう感じる部分はあり理解は出来ました。

その後、アメリカで不動産賃貸事業を展開している業者のセミナーを聞く機会がありましたが、不動産管理を生業としているワタシは「不動産運用の好不調は管理会社次第」という信条があり、話したこともない海外の管理会社に資産を任せるような事は、やはり受け入れられないビジネス環境でした。

しかしそこから数年の時間が経ってみると、その税理士さん自身の人脈によって、アメリカ中部の不動産業者とのチームが結成されており、何人もの顧客がアメリカ不動産に投資していました。
その際にワタシが興味を持った案件が、アメリカの介護施設「Nursing Home」(ナーシングホーム)でした。
巨大な施設を複数の出資者で所有し、運営企業に一括賃貸するスキームです。
何故、これには興味を持ったのか?
簡単に言えば、商業施設であるため、賃貸借契約者が企業1社だということ。
一般の集合賃貸住宅(アパートメント)と違い、住人の入れ替わりなどによる収益の不安定さが無いので、物件の管理云々をとやかく言う必要が無い点です。
勿論、物件の立地が当該事業に向いていることや、運営企業がしっかりしていなければ話になりませんが、そういった点が非常に優れていたため、この時ばかりは強い興味を持ちました。

そこで、ウダウダ言ってても仕方が無いと言うことで、意を決して現地を視察することに。
2015年の夏でした。
フロリダで絶賛盛業中の介護施設を視察し、ナッシュビルで運営会社の本社も訪問し、社長と数日間を共にしてアレコレ聞きまくった結果、優良な案件だという事はわかりました。
が、しかし、この案件は結果的に売り主の心変わりによって売り止めとなり、あえなく撃沈・・・。

視察したナーシングホーム
施設は大変広く、セラピードッグもいました
アメリカは土地が広い(=安い)からか個室は広々

しかし結果として、旅費は無駄になる事は無く、ワタシに非常に重要な知識と経験をもたらしてくれました。

一旦振り出しに戻ったので、その後数年かけて少しずつ不動産事業における「海外と国内の環境の違い」を勉強しました。
そこでは、衝撃の事実がいくつもありました。

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