北海道ラーメンツーリングレポート編 3

2023年10月25日 13:45

函館を出港してしばらくすると駒ヶ岳が見えてきました。
いやはや名残惜しいです。

行きも帰りもデッキにいました。90分ですからね。
雑魚寝部屋は妙に退屈ですから行きも帰りも行きませんでした。

そして、大間に着くと、明日の朝食の具材を買いにコンビニまで走りました。

ついでにその日の夕食をコンビニで適当にとりました。

と言うことで、
今回は前回ここに来た時と違い。疲れていませんが、とっととテント張った後

明日、明後日を考えて、就寝、寝溜めしました。

実質最終日の朝。

ラーメン参拝9軒目　

大間崎キャンプ場　ラッキーピエロの袋麺塩味
トッピングはシャウエッセンと半熟玉子

翌朝はラッキーピエロの袋麺。

塩か醤油迷いました。またアルファ米持ってきたから
一生懸命キーマカレーも作ろうかと思いましたが、
朝は塩と決め、青森八戸でラーメン参拝するので、カレーはやめました。

なるほど袋麺は最小限のゴミで済みます。

袋麺、地球に優しいキャンプ飯

旅のお供に袋麺！

シャウエッセンは4本ありましたが、2本はつまみ食いで消えましたw

自分で言うのもなんですが、この大間崎の空気を、一杯のどんぶり(コッフェル)に
凝縮した、そんな贅沢な美味しさを感じました。
心残りはもやしがあればパーフェクトでした。ちょっとだけ残念。

さて、最終日の今日は、恐山を経由して、三沢基地の三沢航空科学館、
八戸でラーメン参拝して、往路でも寄った岩手県久慈。ここの琥珀博物館
のあと、道の駅久慈で軽く仮眠したあと、東北道で帰路につく。
久慈から家まで、700キロぐらいだから、概ね300、200、200キロで休憩。
だけど疲れたら休むスタンスです。

恐山

大間崎から1時間ちょっと走ったところで、ドキッとしました。普通に怖い。
まだ朝だからいいけれど、夕暮れ時だったらやばいです。

三途の川は通行止め。強引に渡ろう人は六文銭お忘れなく。by真田幸村銀行

ここも通行止め、許可ない者は回転せよ！by 三沢基地 FALCON

道間違えただけですが、ここから三沢航空科学館に向かう途中、

爆音と共にファルコン飛んできました！

海に向かって勢いよく加速飛行するジェット機

その後5機の編隊飛行！1機、2機回転！3機目、あれ、Go straight !?

まさかブルーインパルス？

航空科学館の入り口でそのことを聞くと

「毎日じゃないけど、普通にアクロバットやってますよ。仕事ですからね」

えー！それ、ホントですか！めちゃくちゃ嬉しい！

三沢基地はブルーインパルスのホーム。

そして三沢は、世界初の、太平洋無着陸横断飛行達成の出発地。

この三沢は、当時、滑走路として最適な淋代海岸があり、太平洋横断飛行に有利な北緯だったことで、挑戦する者たちがこぞってやってきた。

ちなみにリンドバークは大西洋ですので念のため。

2人の青年飛行士が手に持っているのは青森のリンゴ。

着陸地、アメリカのウェナッチもアメリカリンゴの産地で、これが縁で、三沢とウェナッチは姉妹都市だそうです。

　もちろん、これ、複製で、1931年、三沢から飛び立った本物のミスビードル号は、アメリカに着いた後、所有者を転々し、残念ながら行方不明。

パンクボーンとハーンドン、最初は懸賞金が掛けられた、世界早周りの冒険をやっていたみたいだけど、様々なトラブルに遭いそちらは断念。だけど、太平洋無着陸横断飛行にも懸賞金があると知り、来日したそうですが、無許可だったらしく、警察に捕まったり大変だったようです。あと、飛行機も燃料タンクを改造しないと太平洋横断はとても無理。仕方なく改造したら、重くて大丈夫か？
ここで挫けないのは凄いことですよ。やっぱり彼らはそれなりの何かを持っていたんでしょう。

当時の三沢の人たちも凄いと思います。
この2人の前にも3組来てますが、今みたいにインバウンドがあるわけでなし、無償のボランティアを嬉しそうにやっている。皆さまの笑顔が素晴らしい。

ビデオには今年百歳の方が、

「ビードルは滑走路の半分位でヒョイと浮いたんだよ、こりゃ行けると思った！」

なるほど、現在の鳥人間大会みたいだったのかもしれないな。
本当に楽しそうだ。

ビードルと挑戦者そして三沢の人たちが残したものは

「挑戦する勇気、夢支える雄志」

この言葉に詰まっています。