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思い出深いアニメについて①ネタバレ有り

こんにちは。チワワ。
久しぶりの記事です。ネタ切れに喘いでいたのですが、フォロワーから素敵な提案を頂き、今回の記事作成に至りました。

思い出深いアニメについて…
それについて考えてみると、結構な数思い浮かぶのですが、今回は『アニメK』にしようと思います。

 私には中学生の頃から仲が良い、カナエという友人が居ました。カナエはアニメや漫画にとても詳しく、視野の狭い私に広い世界を見せてくれる…そんな
存在でした。
中学3年生当時、彼女に「アニメKっていうアニメを観てみて!ちょー面白いから!」
そう勧められたのがキッカケです。
逆張り根性が働いて、実際に視聴したのは1年ほど経ってからですが…

  Kと共に在った学生時代

①熱い絆 

それぞれのクラン(チームのような組織)には王を中心とした熱い絆があり、それぞれのドラマがあります。中でも赤のクランのそれに強く惹かれました。
当時の私は高校で友人が少なく、寂しい日々を送っていたので彼らの絆に憧れのような感情を抱きました。Kを教えてくれたカナエは別の高校に通っていたので語る相手も居らず…
しかし、耐えきれず、カナエに電話をかけました。
「K面白いね!」
1年越しの共感。
それはあまりにも遅く………………
カナエは既に“次のステージ”に進んでいたのだ。
「懐かしいわ〜私は今、プリリズにハマってて」
「プリリズ?」
私はいつも周回遅れだ。これについても別の記事で触れるとしよう。
 どこかでKの赤のクランのような熱い友情が私達にもあるんじゃないか?と期待していた自分を恥じた。いつも一歩先を往くカナエを追ってばかりいた私は彼女と対等な関係になれたことがないのだ。
そこから二人は距離を置くことになる。

②あたらな王 

 クランのメンバーをクランズマンと呼び、それぞれの王に心酔し、崇めている。Kのストーリーは赤の王、周防尊が亡くなったところから始まる。
特に周防に懐いていたゴスロリ少女、櫛名アンナは心にぽっかりと穴が空いたような日々を過ごしていた。孤独な少女が兄のような存在を失ってしまった悲しみは計り知れない。しかし、アンナは話が進むにつれ、悲しみを乗り越え強くなり、劇場版では新たな赤の王として覚醒します。そのシーンは本当に感動しました。「私も強くなりたい!あと異能力欲しい笑」そう思うほどに。
アンナの成長が見られることも、Kの魅力のひとつだと思います。

③美しいOST 美しい色調

このアニメの魅力は画面を見て劇中音楽を聴くだけでも伝わると言っても過言ではないほど、それらは美しいのです。青みがかった美しい色調の画面と共に、注目シーンでは美しい音楽がさらに彩りを与えています。私はoSTだけのcDアルバムを手に入れ、通学時に聴くほどその美しさに心酔しておりました。「ああ、これが1年前だったらカナエと一緒に楽しめたのに…!」このときほど自分の逆張り根性を憎んだことはありません。

④文化祭にて再会

 その年の秋、私の高校の文化祭がありました。
クラスで浮いていた私は部活に逃げ込み、文芸部で
同志たちと同人誌を出すことになりました。
私の担当はKのショートストーリー。もちろん赤のクランについて書きました。大好きなアニメについて同人誌を出せるなんてこんな幸せなことが或るだろうか!?ルンルン浮かれていると、文芸部のスペースに外から私を呼ぶ声が。
それはカナエでした。
「愚鈍ちゃんが書いたの?Kについて?」
彼女は私がここまでハマると思っていなかったのか、目を丸くしていました。
「そうだよ!頑張って書いたからカナエにも読んでみてほしい!」 

「愚鈍ちゃんともKとも再会しちゃったね〜」

カナエは、同人誌を購入し、嬉しそうな笑顔で去っていった。


…まだまだ語りたいことはたくさんありますが、ここらで締めたいと思います。
おあとがよろしいようで♫


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