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超cs福岡ベスト128 シャッフ入り赤青マジック



1.はじめに

初めまして
関西でcsに出てるばかいとと申します
仕事の関係でたまにしかcsに出れていないのですが、いつも変なデッキしか使ってないので聞いた事あるって人もいるかなといます
今回は先日行われた超cs福岡にてベスト128に入ったシャッフ入りの赤青マジックになります
リストに加えて、意識する事や採用に至った経緯などを書いていこうと思います
各対面などの立ち回りについては
正直従来のマジックとそこまで大差ないので
割愛させていただきます

2.デッキリスト



使用したリストになります
超cs用に組んだので現在少し変更しています


じゃんけんに勝ってるだけは禁句でお願いします

3.確定枠


個人的な確定枠になります
ここはほとんど変えることはありません
正直ほとんどテンプレどおりなので
読むのがだるい方は飛ばして読むことを推奨します

・AQvibrato 
このデッキの最強の初動
先手後手関わらず初手にあると興奮します
2コストなのが優秀で、3t目のドロー呪文の
邪魔をしない、コールドフレイムから出せる等の
利点があり確定で4枚採用です


・歌舞音愛ヒメカット
 /♪蛙の子遭えるの何処?好きと聞ひて

初動兼メタカード
デッキシートを書く時に
名前長すぎて舌打ちしてました
マジックミラーではこれを出すか否かで
勝率が変わります
そして後述するシャッフを採用するに至った
理由にもなります
抜く理由もないので4確です


・瞬閃と疾駆と双撃の決断
最強is最強
デザイナーズコンボにしては強すぎます
殿堂しても仕方ないけどしたら多分ブチギレます
4投確定です
減らしてる人は多分ツッコミ待ちです
そっとしてあげましょう


・氷柱と炎孤の決断
新弾で登場した強力なドロソ兼展開札兼受け
最初多色なことを馬鹿にしてましたすいません
ケローラとボンキゴの枠を奪う形で
採用されています
このカードの登場によりTia1に返り咲いたと
言っても過言じゃないです
0.8ファイアと0.9シェイパーの合体カードが
弱いわけないので4投確定だと思います


・芸魔隠孤カラクリバーシ
再販がなければ2000円でも文句ないカード
今デュエマしてる人でこのカード知らない人は多分いないので説明は割愛します
4確です


・芸魔王将カクメイジン
コストを払う気が微塵もないカード
こいつ自身コストを払って出さない癖に効果でも
呪文をコストを払わずに唱えようとする犯罪者
3t目にバーシ経由で革命チェンジで出して、
ファイア、コールドフレイム、ナンバー等の
呪文を踏み倒して対面を踏み潰します
なぜか自軍にSA付与を持っているので
コールドフレイムやファイアから出した小型が
SAで突撃してきます
除去されるとSAが消えるので
同期等でケアしましょう
4確です


・イシカワハンドシーカー
 /♪聞くだけで才能バレるこのチューン
新弾で登場した2コストマジック
ブロッカー持ちなのが優秀で、盾から踏んだ
コールドフレイムでブロッカーを出せるので
アポロの受けによく使われます
初動としても使用でき、バーシにチェンジすると
バーシの効果の前にラストバーストでエマタイが
打てるのでファイア等を引き込めます
僕は3枚にしていますが、減らすなら
ここかなって枠です
2枚は欲しいので2枚は確定です

・灼熱の演奏テスタ・ロッサ
手札交換待ちのSAマジック
3t目にいきなりバーシから走れる優秀なカード
元々は4確でしたが、コールドフレイムの登場により
少し評価が下がり採用枚数が減少しました
しかしファイアから出せるSA持ちで、
ドロソにもなり得るので確定枠になります
僕は3枚ですが、このカードも増減する
対象になります


・Napo獅子-vi無粋
 /♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い

4コスで出せてメイジンになれるカード
見切り発車の時によく使います
下面のエレメント除去はミラーのヒメカットや
アナジャのキャディを破壊するのに重宝します
手札にきすぎても困るので2枚がいいところかなと


・同期の妖精
/ド浮きの動悸
マジックではないですがトリガーケア含め
さまざまな場面で活躍するいいカード
バーシファイアでこれを横に添えた時の
安心感はまさに実家のトイレそのもの
コールドフレイムでも出せるのでアクセスさえしてしまえば出すのは簡単です
巷のマジックは2枚がデフォルトですか、
1枚出せればいいという考えと
このデッキでは後述するシャッフが
実質GS避けにもなるので1枚でもいいかなと言う判断です

・単騎連射マグナム
最強。以上終了
使わなさそうな対面にはテスタロッサのコストにしてあげましょう


・機術士ディール
 /本日のラッキーナンバー!
天下無双
なんでまだ生きてんだこいつ

4.採用カード


・♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今
マジック持ちのエナジーライト
なぜかおまけで墓地リセット付き
ミラーのコールドフレイムケアと
アビス、青黒魔、青黒コンプの墓地を
戻すために採用しました
腐っても2ドローなので使いやすい良いカードです


・飛翔龍 5000VT
最後の最後まで採用を悩んだカード
強力なメタ効果はあるもののVTが出るまでゲームが伸びているのかが疑問でした
迷った末に青黒コンプに対する有効札としてピンで
採用することにしました


・奇天烈シャッフ
今回のびっくりドッキリメカ メカオーだけに
調整していた友人に死ぬほどばかにされていました
ミラーに対する制圧力と、様々な状況に対する
臨機応変な対応力、ナンバーの2枚目3枚目としての
採用になります
実際予選ではシャッフの採用により勝利した場面も
複数あり、間違いではないと思っています

5.シャッフ採用したことで変わった事

シャッフ採用により、確実に変化したと感じる点が
いくつかあります
具体的には
1.ミッドレンジ風な戦い方が可能に
2.擬似的なGSケア
3.ミラーに対する勝率の変化
だと考えています 
一つずつ解説します

1.ミッドレンジ風な戦い方が可能に
シャッフが入ったことにより、盤面のクリーチャーを固め、呪文を封じてビートするプランが
取れるようになりました。
これにより小型をばら撒いて横にシャッフを添えて
殴るだけで勝ち切れる場面が出来上がります
もちろんVTのケアや生き物トリガーに対するケアは
必要です
小型がバーシになりバーシでファイアを打つと、
出したばかりのシャッフがSAになって
飛びかかってくるので、呪文に依存するデッキ
に対してはかなり有効な攻め方になります

2.擬似的なGSケア
これは実際に見ていただいた方が
理解していただけると思います

これはよくある場面で、シャッフ召喚のターンに
ファイアでバーシアンタップとシャッフSAを
宣言した状態でGSを踏んだ状況です
普段ならバーシが止まって頭を抱えますが、
この状況だと話が変わります
仮にバーシを選ぶと、シャッフのアタック時
の効果でさらに呪文の発動を制限できます
逆にシャッフを選ぶとバーシがメイジンになり
地獄絵図になります
出すターンにもよりますが、
バーシとシャッフを除去できそうな呪文や
コンボの火種になりそうな呪文のコストさえ
宣言しておけば、大体バーシが生き残ってターンが帰ってきます
このようにGS一枚踏むだけでは解答になり得ない
状況を作り出すことができます

3.ミラーに対する勝率の変化
これはもうすぐにわかります
マジックミラーは前提としてロングゲームに
なりがちです
と言うのも、ヒメカットのせいでドロー効果を
使いずらいため、必然的にターンのやり取りが起きます
そのタイミングでシャッフをだして3宣言すると
相手はシャッフにさわれない上に、手札の呪文が
ほとんど腐ります
この時点でシャッフ1枚でほぼ詰みの状態に
できるため、あとは煮るなり焼くなり好きにすることができます

7.採用に至った経緯

きっかけは○○派閥の動画のある場面の発言でした
「マジックがシャッフ入れたら事案よな」
この発言を聞いて電流が走る感覚がありました
確かに今のテンプレでは誰も採用しておらず、
まさかマジックからシャッフが出る事はないだろうと大半が思っているはずと考えました
実際入れてみるとミラーの勝率は爆上がりするわ
ナンバーを無理に抱えてマナ置きで悩む事がまなくなるわと、新たな視点でこのデッキと向き合う事ができました
視野を広げるきっかけをくれた紅茶○○にはとても
感謝しています

9.採用候補と不採用理由



・狂瀾怒濤キューブリック
世間のマジックの研究に伴い採用され始めたカード
青黒魔に有効で、単体でガルラガンを突破できます
強力なカードに違いはないのですが、超CSという
大型大会で、とんでもない練度を要求される青黒魔は本当に少数精鋭と考えていました
なので少数であろうデッキの為に枠を使うのなら、最大母数と思われるマジックとアカシックに対して
しっかり有効に働いてくれるシャッフに枠を譲る形にしました
あと多色が嫌いすぎたので単純にこのカードが嫌いなのもあります


・ストリーミング・シェイパー

青主軸のコンボデッキならとりあえず入れとけな
殿堂カード
シャッフの採用に伴い3t目にシャッフと後続を
引き込むこのカードも採用を検討しましたが、そもそもが初見殺しを目的としたシャッフ採用なのに
自分からシャッフを公開してどうするんだという
考えの下、採用を見送りました
ただ、単体のスペックはおかしいので全然採用するのもアリです


・ボン・キゴマイム
 /♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり
言わずと知れたビート殺し
元々のマジックには最大枚数採用されていましたが、コールドフレイムの採用によりひっそり枚数を減らしていったカード
このカードも同じく調整段階では採用していましたが、シャッフを見つけた時にボンキゴよりシャッフの方がマジックへの拘束力の高さと対処のしにくさがあると言う安易な考えのもと不採用にしました

10.現在のリスト


1/27日に行われたWCS3人チーム戦にて
僕と友人がシェアして使用したリストになります
成績が僕が4-2 友人が5-1でした
チームとしては4-2で惜しくも予選落ちして
しまいましたが、個人の成績で見るとかなり
高アベレージだと思います
超CSとは違い関西のCSなので、ある程度メタ読みも
考慮してのリストになります
変更点としては
・同期の2枚目
・キューブリックの採用
・VTの不採用
・シェイパーの採用
になります
関西では青黒魔を使用する人が比較的多い為
青黒魔を少し意識したリストになります

11.最後に

ここまで長い記事を見ていただき
ありがとうございました
実は仕事ではほとんど調整ができておらず
超CS自体は前日のホテルで友人と3時間程度調整
した程度で、ぶっつけ本番になってしまいました
もう少しリストも煮詰めることが出来たはずなので
悔やみきれない部分もあります
その後のCSでは、しっかり考えのまとまった状態で
挑むことができたので悪くないリストに仕上がった
と思います
実際超CSが終わってから、シャッフ入りのマジック
をちらほら見かけていました
もしかしたら自分の考えに共感してくれた人がいるのではないかと思うととても嬉しいです
これからも自分なりの考えをなんらかの形に
できればなと思います
長々とお目汚し失礼いたしました

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