AIアシスタント(β)にアイドルライブレポを書くの手伝ってもらってみた。
私は3年近くnoteを書いていますが、どうしても書くのが苦手な記事があります。それは『ライブレポ』です。私はアイドルが大好きで、ライブレポを見ること自体はとても好きです。ですが自分で書く場合、何から書き始めたらいいかわからなかったり、感想をどう表現すればいいかわからないこともあったりで、かなりの難産です。
そんな中、noteから新しい機能がリリースされました。その名も
『note AIアシスタント(β)』です。
ここ最近 ChatGPT というAIと会話できるサービスが流行っていますが、そのベースとなっている GPT-3 を採用しているそうです。GPTと聞くと文章を完全に自動生成しているようなサービスに聞こえますが、どうやらあくまで人が文章を書くのをアシスタントするための機能 とのこと。
というわけでAIアシスタントの先行ユーザーに応募し、さっそく苦手なアイドルレポの記述にチャレンジしてみました。
ちなみに今回書くライブレポは、私立恵比寿中学というアイドルグループが2023年2月25日に博多で行ったフリーライブのレポとなります。
1. タイトルを決めてもらう
noteを書く時、最初に悩むのは タイトル です。シンプルなものにすべきか、もしくは人の興味を引くように工夫すればいいのか悩みます。AIにタイトル決めを手伝ってもらいましょう。
AIアシスタント機能を開くと、下のような画面が表示されます。
①でどのようなことをAIに補助してほしいか選択し、
②ではAIにわたす情報やキーワードを記述します。
③を押すとAIが考え始め、解答してくれます。
では、①で『タイトルを提案』を選択し、②に『アイドルのライブレポ』と記述し、③を押してみます。その結果…
5つのタイトル案を出してくれました。ライブレポのタイトルは感嘆符を付けるのが流行りなのでしょうか。
注意書きを読むと、
「箇条書きにしたり具体的に書いたり、参考になる情報を増やすほどAIが頑張ってくれやすくなります」
と書かれているので、情報量を増やしてみました。
グループ名や、ライブの情報、自分の記憶に残っていることなどをとりあえず箇条書きにしました。その結果、
なんかそれっぽいタイトルが出来上がってきました。私立恵比寿中学を本当の中学校だと勘違いしているところもありますが、使えそうな言い回しはある気がします。これらの候補のいいところを組み合わせると、いい感じのタイトルになりそうです。
2. 切り口を提案してもらう
私の場合、ライブレポではどういう情報を書けば良いのか、でまず悩みます。ということで、AIアシスタントにnoteの切り口を提案してもらいました。
『アイドルグループのフリーライブに行った時のレポートを書きたい』
と記述し、AIに渡しました。その結果…
箇条書きでどういう情報を書けばいいか教えてくれました!『Aha!体験』など一部不明なところもありますが、大まかにどういうことを書くかの方針は決まった感じがします。
『下書きに反映』ボタンを押すことで作成した文章を貼り付けることができるので、それぞれの項目を下書きとして入力できるようにしました。
Go Wild Go Bold がよくわからなかったので、こちらもAIに翻訳してもらいます。
3. 導入の文章を作ってもらう
では、書き始めて行きましょう…と思いましたが、noteあるあるで導入の文章を書くのが大変ですよね。読者が最初に目にする文章なので、この導入で続きを読んでもらえるかが決まります。
というわけでAIに箇条書きで情報を渡し、導入の文章を生成してもらいました。自分の中で印象に残っている、読者に伝えたいところを箇条書きにしています。
な、なんかかっこいい!
ですが少し堅苦しい気もします。AIアシスタントには『表現をやわらかくする』という機能もあるので、お願いしてみました↓。
ちょっとやわらかくなりましたね。では、本編を書いていきましょう。
4. 文章を校正してもらう
2で提案してもらった切り口を参考に、大まかに記憶に残っているライブの情景を記述しました。
では、これからAIアシスタントに校正してもらいましょう。今回はライブ当日の手配のレポートをレビューしてもらいます。
これは…すごくいい! 何がいいって、提案だけでなく例文も用意してくれるところですよね。これはnoteだけでなく会社での文書を作る際にも使用したいです。ちなみに、文字色やフォントサイズはnoteでは変更できません(多分)。実装して!
ちなみに、このまま下書きに反映すると元の文章がなくなるので、どこかにコピペして見れるようにしておくのがおすすめです。
5. 完成したnote
1から4のサポートをまんべんなく利用して、完成させたアイドルレポがこちらになります↓
今回はAIアシスタント(β)に補助された部分を強調するために、あえてAIが提案した部分を多めに残しています。どの文章がAIが考えたものなのか予想しながら読むと面白いと思います。ここからさらに修正を加えれば、かなりできのいいライブレポになると思います。
今回ライブレポを書く上で特にありがたかった機能は、
『切り口を提案』と『文章のレビュー』でした。
切り口の提案のおかげでどういうnoteを書くかの方針がかなり定まりましたし、『文章のレビュー』によってより感情的な表現ができたと思います。
noteの文章を全てAIに任せるのは味気ないですが、このようにアシスタントとしてAIを使うのはかなり有用的だと思います。ライブレポに限らず、noteを書く全ての人達にとってありがたい存在になるでしょう。AIアシスタントはまだまだβ版なので、今後の進化に期待していきたいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いつもキレイに使っていただき、ありがとうございます。