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ルワンダへの出国~ダルエスサラームでの抗原検査と賄賂~

ルワンダの入国には現在(2022年05月06日)、出国時の抗原検査陰性と、ルワンダ入国時のPCR検査が必須となっています。
私はタンザニアからルワンダに入国しましたが、ネット上に情報がなく、少し手こずったので、書き残しておこうと思います。

別記事で出国までまとめました!条件だけ知りたい方はこちらをどうぞ!

ルワンダ入国条件

・出発72時間以内のrapid testの陰性証明(抗原検査)
・ルワンダ入国時のPCR検査(60USD、現金、クレジットカード可能)
・ビザはアライバルビザ可能(50USD、現金、クレジットカード可能)

入国前のPCR検査が必要なくなっただけで十分にお金が節約できていいですね。
アフリカはワクチン接種していれば、陰性証明も必要ないところが多いので、ルワンダも早くそうなって欲しいです。

特に、PCRとビザがクレジットで払えるというのが結構調べても出てこなかったので、届きますように…。

ジュリウスニエレレ(Julius Nyerere)国際空港でのRapid Test

ルワンダへはタンザニアのダルエスサラームから入国しました。ダルエスサラームのジュリウスニエレレでは抗原検査を行っているので、出発3時間前に訪問しましょう。検査ブースは、ターミナル3の端っこにありました。ちなみに、私は6時間前と言われて6時間前に赴きましたが、3時間前でいいよと言われ、超絶暇でした。

検査費用は10USDで現金のみでした
この中で検査を受けます
鼻をぐりぐりされるやつです

まさかの陽性反応、そして…

早速抗原検査を行ったのですが、まさかの陽性反応が出ました。
ここで陽性が出てしまうと、ルワンダでアテンドしてくださる方にも迷惑がかかるし、何よりその後の予定に大きく影響が出てしまうといろんなことが頭をよぎり、その場でめちゃくちゃ凹みました笑

すると、検査してくれた方が話し出し、二つオプションがあると言い出しました。
一つ目の案は、フライトをずらし、PCR検査を受験し陰性証明を取得すること。この場合、陽性が出てしまった場合はタンザニアに長い期間足止めとなります。
二つ目は、私たちにいくらか払えば陰性証明を出すよという案でした。

とりあえず、タンザニアを出てルワンダに入国するしかないと考えていたので、賄賂を渡して陰性証明を出してもらうこととしました。
最初、100USDと言われたのですが、23USDとタンザニアの紙幣で2000円ほどしかなかったので、財布を見せたら20USDでいいよと言われました。

私が持っていたUSDは中学校の時にシアトルに行った時の余りのお金で、古すぎてどこでも使えなかったのでまさかここで使える時が来ると思ってなかったので、20USD渡しました。ひとまず、陰性証明(陰性とは言ってない)をゲットしてルワンダへの飛行機に乗ることができました。

ルワンダでのPCRテスト

しかしここからが本番で、ルワンダに入国したら必ずPCRを受けなければなりません。ルワンダも同じアフリカなので、陽性にされて1週間足止めされてしまうくらいだったら、300USD払うくらいのつもりでいました。

強制的に全員PCRテストをやらされます
円安のせいもありめちゃ高いです

しかし、かなりシステム化されていて、賄賂でどうこうできる仕組みではありませんでした笑
医者が各ブースで検体を採取、ルワンダ入国の事前段階に登録したシステムに番号を登録、24時間以内に検査センターのHPで陰性/陽性が判明するという仕組みなので、不正のしようがない仕組みでした。

個室ブースにお医者さんが待機してます
この数ヶ月で完成したそうな

なので、ルワンダに入国してから結果が出るまではかなりヒヤヒヤでした。
最低1週間は自己隔離となってしまうので、南アフリカのヨハネスブルグ行きの飛行機が無駄になるとか、ホテルも無駄になるとか、最悪パターンなども色々考えたりしていて、一日中落ち着かず、何もできませんでした笑

抗原検査の精度まで調べたりして、でも確かになんか気持ち悪いし調子悪いからこれはコロナだろうなーと半ば諦めていました。

PCRテスト結果…

先ほど、SIMカードをゲットしてそのまま結果をみてみると、無事陰性でした。

これで、旅程を乱すことなく進むことができそうで本当によかったです。
昨日、空港でいろんなことを調べて、渡航予定などを色々fixする予定だっただけに、無駄な時間だったなと思うと同時に、ひとまずよかった、と安堵しました。

抗原検査の不正? or 偽陽性?

今振り返ると、ダルエスサラームの抗原検査も少し怪しい点はあったなと感じました。
抗原検査キットと検査台帳にボールペンで数字が書いてあったのですが、抗原検査キットに番号を書くところは見てないし(いくらでも書いたり消したりで細工ができる)騙されてかもな?と感じました。抗原検査キットもPCRに比べると精度も良くないので、偽陽性が偶然でた可能性も拭いきれないので、なんとも言えませんが...。

ひとまず陰性となったので、堂々と動き回れます!
ルワンダは他のアフリカ諸国と比べてかなりマスクをつけている人が多いです(ケニア、タンザニアは街中では0%)。
ルワンダの出国時にもPCR検査が必要なので、次は陰性となるように祈りながら受けたいと思います!

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