今日は11：00に起きた。はてもさてもなんともだ。
昨晩はカレーを作ってから寝た。一晩経ってどのように変化しているかを確認した。感想は誰も聞きたくないだろうがあとにする。
18：30からは高円寺のライブだった。22：00過ぎに帰宅した。

カレーの話を久しぶりにやろうと思う。本来この日記はカレーと髪の毛の話をする日記だった。それがひょんなことから漫才とか精神とかの話ばかりするようになっていた。
でもいい大人なんだからカレーの話なんかしないほうが正しい。でもカレーが好きなのでカレーの話をする。

以前、私のカレー論を簡単にまとめた日記があるので、この記事が前提になっているということを知っていただければと思う。

この記事を探すために検索欄でカレーと検索した。そこにはさまざまなカレーの記事があった。しかし、それらはなんだか詰まんなそうだった。いや、詰まんなそうというのはよくない。私の嗜好とはズレていた。カレーと向き合い、カレーと相撲をとるような記事を読みたいのだ。

「カレーと私」というテーマでお便りを募集するとどのようなお便りが来るだろうか。

母の作ったカレーがおいしかった。父の作ったカレーは辛かった。洋食屋で食べたカレーが忘れられない。ダイエット中なのにカレーが食べたい。カレーにはインスタントコーヒーを入れると良い。

うるせえである。うるせえのである。そんなほっこりカレー話は求めていないのだ。カレー×人間×私ではない。土俵でカレーと私が見合って見合って残った残ったというような話が聞きたいのである。
何言ってるんだろうか。

過去に十分すぎるほどにカレーに対する思いを話してきた。まだ何を語るのか。今回のカレーは初めて買ったルウを使ったのでその話だ。

これである。私はゴールデンカレーバリ辛が暫定一位のルウであると語ってきた。そのゴールデンカレーシリーズの限定版だ。
存在は知っていたが、バリ辛を超えることはないと食べていなかった。

今回はスーパーに行って、バリ辛がなく、これがあったのでこれにした。結果としてはやはりバリ辛のほうがおいしかった。こういう時はTheスパイスがおいしかったというのが普通だろう。

私はかねてより是々非々で生きたいと思ってきた。嘘は言いたくない。ことカレーに関してはなおのこと。漫才が好きだからこそ、漫才の話で嘘はつきたくない。それと同じようにカレーが漫才くらい好きだから思っていないことは言えない。

このカレーは確かに商品説明にある通りホールクミンが入っている。クミンはカレーをカレーたらしめる重要なスパイスの内の一つだ。それがしっかりと入っているのだからよりインドのスパイスカレーに近くなる。
完成したもののにおいをかいでみる。鼻を通るスパイスの香りが清涼感すら感じさせる。これは良い香りだ。

さっそく食べてみる。たしかにスパイスが口から鼻にかけて駆け抜ける。ただ、インドカレーのような、タイソン・ゲイ並みの駆け抜けではない。ママチャリくらいの感じだ。自転車の荷台部分には大きなチャイルドシートがつけられている感じだ。つまりは変にファミリーを意識している感じなのだ。
また、辛さについてはどうだろう。中辛とあるように辛みは無い。甘口とまでは言わないが、水を飲みたくなってしまうう辛さがない。
これが仮にカレーの虎なら、ノードリンクでフィニッシュできてしまいそうだ。私が吉田栄作をイメージして髪を切っているのだからなおのことだ。
↑わからない人には一切わからない文章になった。

スパイスカレーとあれば嫌われるのも上等と言わんばかりにスパイスを効かせなければいけないと私は考える。

漫才で言えば、毒舌漫才をやろうとしてるのにガーシーを責めているようなものだ。みんなが悪い人だとわかっている対象を責めているのだ。それでは毒舌漫才ではない。時事放談である。まだみんながなんだかなーと思っているけど言語化していない対象を相手にしてこその毒舌漫才である。

このカレーは言ってしまえば下手な毒舌漫才だ。まだ遠慮が見える。ゴールデンカレーと言う本来はファミリー向けというブランドが彼に遠慮をさせてしまったのだ。これは我々消費者にも問題があったかもしれない。ゴールデンカレーをファミリーのものと思い込んでしまっていた。このTheスパイスは彼なりの反抗だったのかもしれない。しかし、少年の反抗とは大人に簡単に押さえつけられてしまうものだ。大人からすればかわいいものなのだ。

つまりはこのルウはファミリー人気とスパイス大好き派、どちらにも配慮した結果、どちらも満足させられなかったという感じである。

さて、ここまでカレーの話をお届けしてきた。これが本来のこの日記のあるべき姿だ。
自分の好きなことを言ったときほど、お客様にはウケない漫才と同じように自分の好きなカレーを語ったこの記事は人気が無いのだろうなと思う。

また会おう！

今日面白いと思ったことは「今日は３食カレーを食べた。結果、このカレーはおいしいのかもしれない」