2024/03/11 辛い物研究家

今日は10時くらいに起きたと思う。

昨晩、0時ころに床に着いたのだが2時ころに目が覚めて眠れずにいた。リアルな話で、やたらとうんちが出た。なんどウンチをしたかわからない。なんども言ったとはいえ、くだしているわけではなく形のあるものが何度も出たのだ。これは不思議である。
そんなに大量に食べていないのにこのウンチはびっくりである。

なんだかんだ気づけば7時ころになっていた。このまま起きてしまおうかと思いきや、突然眠りについてしまった。不思議なもんである。だいたい眠られないときはこんな感じで突然眠ってしまうのだ。

では、起きてから何をしようかしら。不思議なもので、昨日の夜から風邪っぽくなってきていた。時期的に花粉症なのかもしれない。ただ、これまで花粉症になったことは無いので何かはわからない。大事をとって今日は働かないことにした。

とりあえずご飯は食べておいて、日記を書いてみたり洗濯をしたりした。その後もウンチはたくさん出ている。ほんとにどこからウンチがやってきているのかわからない。
ウンチをしていたら時間が過ぎていた。このまま家にずっといてもいいのだが、ちょいと買い物にでも出ようと思いたった。こういう日の買い物は業務用スーパーだ。普段は鶯谷駅前の業務用スーパーに行っているのだが、今日は趣向を変えて浅草店に行くことにした。
業務用スーパーの多くは基本的に現金決済のみである。以前よく言っていた東中野店はカードが使えたのだが、仕方がない。お買い得品が多いから現金のみでも行くっきゃない。
鶯谷も浅草も現金しか使えないのだが、鶯谷はいわゆる普通のレジで店員さんに現金を渡して決済する。しかし浅草店は精算機で支払う。最近小銭が財布にたまっていたので大量放出したい。
店員さんに直接渡す場合、細かいのを出すのはなんだかはばかられる。次のお客さんも待っているしで焦ってしまい、結局紙幣で払って小銭が増えてしまう。その点、精算機だと遠慮なくジャラジャラと行ける。最高だぜ。

業務用スーパーでとりあえず大量にものを買った。不思議なものでこれだけ買えば当分は買い物に行かなくていいかと思うのだが、なんだかんだ調味料がルーティンで切れていくので週に何度かは買い物に行かなければいけなくなる。本当に不思議。

昨日分の日記にも書いたが、私は働きマンと主夫兼任をしている。スーパーの商品陳列から今のトレンドが見えてくる。いま、スパイス系がアツいのをご存じだろうか。昭和の男であれば、辛味と言えば七味、胡椒、山椒、わさび、からし、これくらいのものを思い起こすだろう。
それが輸入品の辛味が続々とスーパーにやってきているのだ。辛味のメインはトウガラシなのだが、そこに外国の調味料がうまく調合されているものがあり、とんでもなく辛くなっていたりこれまで食べたことのないような味を楽しめるのだ。

そんななか、特に私が注目しているのは「シラチャーソース」という魅惑の調味料である。私の見立てではもうじき流行ってくると思う。もし若者界隈で既に流行っていれば失礼した。
このシラチャーソースはタイの調味料で、トウガラシの辛味にニンニクが入る。この時点で美味しいのは確定しているが、ここに塩味、甘味、酸味が合わさってまあうまい。
酸味と辛味と言えば、アントニオ猪木氏が日本に広めたタバスコが思い起こされるだろう。たしかにタバスコに近いかもしれない。タバスコはトウガラシと酢という大変シンプルな調合である。シンプルだからこそ、すでに味の着いているピザなんかに加えることで料理に別の味わいを作ることができる。その点、シラチャーはシラチャー味であり、フライドポテトやナゲット、目玉焼きなどの料理の味付けとして使うといい。

タバスコとシラチャーの味が近いことはタバスコ製造会社もご存じのようで、この度「タバスコ®シラチャーソース」を発売している。このシラチャー市場は今後も白熱していくことだろう。
タバスコシラチャーは美味しいのだが、いかんせん値段がお高めである。その値段の高さはぜひお店で確認してほしい(ファミ通の最速攻略本みたい)。
業務用スーパーはこういったこれから流行るスパイス調味料をいち早く取り入れる癖があり、シラチャーソースもタバスコの半額くらいで買えるからおすすめだ。

以前、メキシコから取り寄せられた謎の激辛緑色ソースが業務用スーパーに売っていたのだが、これがとても美味かった。焼いた鶏肉にかけるだけでモリモリ食べられ、米でもパンでも行ける味だった。
これはとても美味しかったのだが、どうやらあまりにも辛すぎて売れなかったのか、店から消えてしまった。

我々スパイスマニアのオアシス、業務用スーパー独特スパイスは時として我々に夢を見せ、幻のように消えていってしまう。悲しい限りだ。

スパイス談議に花が咲いてしまった。今日は業務用スーパーで「ブルダックソース」を買った。鶯谷店では常に売り切れており、気になってはいたが変えていなかった代物が浅草店ではまだまだ在庫があった。
「ブルダック」とは韓国の激辛焼き鳥みたいなものらしく、それと麺を合わせた激辛焼きラーメンが韓国の人気料理らしい。
鳥が火を噴いているパッケージのインスタント麺が「ブルダック炒め麺」として、新大久保界隈の韓国マニアの間では有名である。そのブルダックを作るための激辛ソースをこの度、購入することができた。

ここまでブルダック、シラチャーなどの激辛調味料の話を長く書いているが、気づいた。いま、顔がどんどん汗ばんでいる。よく梅干しの写真を見たり想像するとツバが出るというが、辛い物を想像して今、どんどん顔から汗がにじみ出ている。人体の不思議である。そして今、梅干しも思い出してしまったため、首から上が水であふれている。

ブルダックソースを買えたことで満足できた。小銭もそこそこ使うことができた。帰宅して、昼寝をしては夜眠れないなというおじいさん根性でそのまま起きていた。時間は早いが晩御飯を作る。
オムライスを作った。さきほど業務スーパーで手羽先が安く売っていたのでそれを焼いて塩をかけて食べる。うまいうまい。

21時頃には風呂に入って、23時頃には床に着いた。鼻がつまって二回ほど夜中に目が覚めた。残念過ぎる。ひえええ。

今日面白いと思ったことは「スパイス、辛い物研究家としてもそこそこ能力が高いことが認識できた。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。