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【実録】無職って税金・年金・保険はどうしてるの?

無職生活は楽しいけど収入がない

こんにちは、安心院バクです。今日も無職の実家暮らしです。

私は大学を卒業したあと新卒入社した会社で5年間働きましたが、2020年(28歳のとき)に退職しました。

“28歳で退職”と聞くと「転職するの?」とか「起業するの?」とかポジティブなことをイメージするかもしれません。

しかし、私の場合はもう働くのが嫌になって辞めました。ネガティブ100%ですね。

でも会社を辞めて無職になってからは心も体も健康になりました。毎日絶好調です!

ただし、収入はありません。転職もアルバイトもしてないからね…

収入はないけど年金や保険は払ってる

話は変わりますが、私は普段はTwitterに生息しています。

無職の日常や労働に対する恨み辛みを日々ツイートしているのですが、無職ツイートに対するリプで多いものといえば、

「保険とかどうしてるんですか?」
「年金って払ってるんですか?」
「ちゃんと税金払えや無職」

などなど、お金に関する質問や疑問、罵詈雑言などが結構届きます。

『無職って年金とか税金とか、実際どうしてるの?』

ズバリ結論を言うと、払っています。

私の場合、年金も保険も『会社員時代の貯金』を切り崩しながら支払っています。

ただし、住民税に関しては無職なので免除されています。

無職になると免除される税金もありますが、それでも「生きてるだけで払わないといけない税金」はありますね。

実のところ、年金に関しては「払わない」という選択肢もあります。

しかし、私の場合は『とある本』に書かれていたことを参考にして現在も年金を納め続けています。

無職が支払っている税金まとめ

会社員時代、年金や税金についてはすべて会社が自動的に支払ってくれました。

私は給与明細の『住民税』や『厚生年金』に記載されている金額を見ながら「こんなに取られちゃうの〜?」と愚痴をこぼしていただけです。

しかし、無職になると誰も面倒を見てくれません。

すべて自分で申請して、自分で納付する必要があります。

私も実際無職になってみると、年金や保険に関する手続きはかなり大変だと思いました。

ここからは「無職が納めている税金」についてそれぞれ詳しく解説します。

国民健康保険

会社員は会社の「健康保険組合」に加入することになるので、保険料は毎月の給与から自動的に天引きされます。

一方、無職の場合は「国民健康保険」に加入することになります。

これに加入しないと医療費が全額自己負担になります(当然ですけど)

それはさすがに嫌なので、無職の私は会社員時代の貯金を切り崩ながら国民健康保険料を支払っています。

ちなみに、支払いは毎月1回ではなく、住んでいる地域によって支払い回数が違うようです。

私の住んでいる地域の場合は年に8回の支払いがあり、1回あたり約4,000円支払っています。

そして、国民健康保険で支払う金額は「前年の所得」によって決まります。前年の所得が多いほど支払う金額も高いです。

そのため、無職になった翌年の1年間は無職なのに高い保険料を支払う必要があります。

すぐに転職すれば全然問題ないのですが、無職を長く続けるつもりなら注意が必要です。

住民税

住民税に関しては、無職なら非課税なので0円です。

無職で収入がないため住民税の支払いは免除されています。

住民税は『年間の所得が◯◯万円以下なら免除する』という基準が各自治体ごとに設定されています。

「38万円以下」や「42万円以下」など、免除になる所得金額は自治体によって違うようです。

で、無職の私はこの基準をクリアしています。“無職だと免除される税金”があるのは嬉しいですね。

(ちなみに住民税も国民健康保険と同じく「前年の所得」によって金額が変わります。無職になった翌年1年間は支払いが大変です)

国民年金

一番大変なのが“年金”です。老後になってようやくもらえるアレです。

私は無職ですが、年金については現在も貯金を切り崩しながら支払いを続けています。

会社員時代は「厚生年金」として毎月の給与から自動的に引き落とされていました。

しかし、無職になると年金も自分で納める必要があります。私も仕事辞めたときはすぐに市役所へ行って手続きをしました。

私の場合は1年分の国民年金保険料(約19万円)を年に1回、一括で支払っています。

1ヶ月あたりに換算すると約16,000円くらいです。

正直、無職にとって毎月16,000円の出費はかなり大きいです。

“無職の貯金が減る理由”として『年金の支払い』はかなり大きく居座っています。

しかし、私は一応、いまのところ……長生きする予定です。

年金は給付金を一生涯もらえる制度です。せっかく日本人に生まれたんだから、ぜひ利用してみたい。

なので、無職になっても国民年金の支払いは続けています。

「年金を払わない」のはおすすめしない

フリーターや無職になった人の中には、

「年金なんてどうせ将来もらえない。払わないで貯金をした方がいい」

という理由で年金を支払っていない人もいると思います。

たしかに私も「少子高齢化だから年金はヤバい!」みたいなことをニュースで聞いたことがあります。

正直、年金制度のことを詳しく理解しているわけじゃないので、当然不安もあります。

しかし、“年金がもらえないこと”を心配する必要はありません。

今から年金をしっかり納めておけば、将来的にはちゃんともらえるから安心して大丈夫(らしい)です。

というのも、私が「無職になった直後に読んだお金に関する本」には、このように書かれていました。

「最近は『どうせ払ったって戻ってこない』『年金払うくらいなら自分で貯金したほうがいい』と思って、自営業の人やフリーターが国民年金のお金を支払わないケースが増えているらしいけど、払ったほうがいいよ」

「国から払われる年金というのは、現役世代から徴収した年金だけじゃなくて、税金でもまかなってるの。つまり君が払っている消費税も年金の財源になっている。だから、年金を支払わずに、年金の受給資格を失ってしまう若者は、払った税金分を損しているとも言える」

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元,大橋弘祐

この本によると「年金は消費税も財源になっているので受給しないともったいない」らしいです。

「消費税分を損してしまう」と考えると、確かに年金をもらわないのはもったいない気がしますね…

また、「公的年金に関するネット記事」ではこのように書かれていました。

仮に公的年金が破綻するとしたら、そのときは日本という国家が破綻して無政府状態となった場合です。

国の信用不安程度では公的年金はびくともせずに存続し続けます。本当に年金制度が破綻するのは、漫画「北斗の拳」のような状態で国家が完全になくなった場合に限られます。要するにほとんどありえない、ということです。

【第1回】公的年金が破綻しない理由と破綻しなくても安心できない理由(前編)
https://money.k-zone.co.jp/study/article/120

仮に年金制度が破綻するとしたら、そのときは日本そのものが破綻しているらしいです。

そう言われると“年金制度”が消えて無くなる心配は(いまのところ)なさそうですね…

正直、私は無職生活を2年以上続けていますが、年金とか税金とかはっきり言って面倒くさいと思っています。

しかし、会社員時代ならともかく、無職になるとだれも『お金に関する手続き』をしてくれません。

年金や税金に関して、嫌でも向き合う必要があります。

なので、お金に関して素人の私は『お金のプロ』が書いている本やネット記事を参考にしています。

自分よりもお金に詳しい人が『年金は払ったほうがいい』と言っているので、私は今後も年金を納めていくつもりです。

↑こちらの本はお金に関する「とりあえず知っておきたい知識」が数多く書かれています。Kindle Unlimitedを利用すれば30日間無料で読めます。

私も無職になった直後にこれを読みました。『もう大人だけどお金のこと何もわからん』という(私のような)人におすすめです。

無職を一生続けることはできない…

現在無職の私は実家暮らしで、毎日納豆と豆腐を食べるような生活をしています。

無駄な買い物も(できるだけ)しないようにしているので、毎月の支出は最小限に抑えることができています。

しかし、今後も無職のまま一生過ごせるのかと聞かれると、当然それは無理です。

年金・保険・生活費で貯金は減り続ける一方です。親のスネもずっとかじってるわけにはいきませんからね…

だからもう、最近は将来が不安で夜も眠れない…

なんてことはなく、意外と「まぁなんとかなるだろ」と思っています。

『今は個人で稼ぐ方法とかもいろいろあるし、最悪バイトすればいいや〜』くらいの軽い気持ちで考えています。

『そんなテキトーな考えで将来どうするの?』と思うかもしれませんが、私もわかりません。

会社員を辞めた時点で私は『普通のレール』から外れてしまったんです。

『普通のレール』に乗っていない人間の将来なんて、どうせ予測なんかできません。

とりあえず今は「節約」や「健康の維持」など、“とりあえず今からできること”に組んでいます。

節約すれば支出は最小限に抑えることができるし、健康を維持しておけば将来的には医療費を節約できますからね。

とりあえず今できることをやりながら、自分の将来についてはゆっくり考えようと思います…


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【おわりに】

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