bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy S…

bakuto morikawa

ラジカル英文翻訳。コピーレフト。BGMは、Culture Shock, Muddy Summers & the Dirty Field Whores, Sin Dios, Subhumas, The Window Smashing Job Creators.

マガジン

  • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争

    マフノがパリに亡命した後に書かれた論考の選集の翻訳です。

  • 新型コロナウイルスとアナキズム

    アムステルダムのアナキスト゠グループが収集・編集・印刷したアンソロジーです。掲載論考を随時翻訳していきます。 原文PDFは、https://www.agamsterdam.org/wp-content/uploads/2021/11/corona-virus-and-anarchism-pandemic-s-anthology.pdf

  • コミュナリズム:解放的代案

    マレイ=ブクチンの思想を端的に示したパンフレットの翻訳です。分割して訳したものをマガジンにまとめました。 原文は、https://www.communalismpamphlet.net/

最近の記事

カリフォルニア州立工科大学ハンボルト校の校舎占拠報告:シーメンス゠ホールの占拠

原文:https://ja.crimethinc.com/2024/04/23/report-from-within-the-cal-poly-humboldt-occupation-the-occupation-of-siemens-hall 原文掲載日:2024年4月23日 2024年4月22日、コロンビア大学のガザ連帯テント村や全米各地のデモの弾力性に触発され、カリフォルニア州アルカタのカリフォルニア州立工科大学(カルポリ)ハンボルト校(CPH)の学生がパレスチナ人に

    • スーダンの蛮行:スーダンのアナキストから必死の支援要請!

      原文:https://freedomnews.org.uk/2024/04/22/barbarism-in-sudan-a-desperate-appeal-for-help-from-sudans-anarchists/ 原文掲載日:2024年4月22日 Actualité de l'Anarchosyndicalisme(仏語)からの英訳(の日本語訳)。 (訳註:翻訳に際しては仏語原文も参照しました。スーダンの情勢については拙訳「スーダン:軍事独裁に対抗するアナキスト

      • サークルA60歳:真実の物語

        原文:https://freedomnews.org.uk/2024/04/19/the-circled-a-at-60-the-true-story/ 原文掲載日:2024年4月19日 著者:アマデオ゠ベルトロ、マリアンヌ゠エンケル このシリーズの第1部(拙訳)と第2部(拙訳)。 サークルAはとても広く普及し、広く認識され、蔓延しているため、アナキズムの伝統的シンボルとして受け止められ、長い間存在していたかのように思われている。その起源はスペイン革命に遡るという噂も

        • 震撼するトルコ:ヴァンの抵抗は如何にしてエルドアンを2度打倒したのか

          原文:https://ja.crimethinc.com/2024/04/12/tremors-in-turkey-how-the-resistance-of-wan-defeated-erdogan-twice 原文掲載日:2024年4月12日 以下の報告で、クルディスタン解放運動に長年参加してきた人物が、3月31日の統一地方選、そしてクルド人の多いヴァン県での歴史的な民主抵抗をきっかけにトルコの政治力学がどのように変化しているか解説する。 レジェップ゠タイイップ゠エル

        カリフォルニア州立工科大学ハンボルト校の校舎占拠報告:シーメンス゠ホールの占拠

        マガジン

        • ネストル=マフノ小論集:国家に対する闘争
          16本
        • 新型コロナウイルスとアナキズム
          14本
        • コミュナリズム:解放的代案
          15本

        記事

          サークルA60歳:真実と虚偽

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/04/12/the-circled-a-at-60-true-and-false/ 原文掲載日:2024年4月12日 著者:トマース゠イバニェス このシリーズの第1回はこちら(拙訳)。 その起源について詳細に記録された証拠があるにも関わらず、アナキスト界隈やこのシンボルの起源を探求する多くのリバータリアン史料編纂で、数多くの空想的憶測が続いている。ハッキリさせておかねばならないが、私達は特定のデザインで

          サークルA60歳:真実と虚偽

          自閉症とアナーキー:自閉症アナキズムの重要性

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/04/10/autism-and-anarchy-the-importance-of-autistic-anarchism/ 原文掲載日;2024年4月10日 著者:ルーカス゠クリストドゥルー(Loukas Christodoulou) ルーカスの「自閉症とアナーキー」シリーズ第4回で最終回。第1回はこちら(拙訳)。第2回はこちら(拙訳)。第3回はこちら(拙訳)。 これまでの記事で、私は、自己診断が自閉

          自閉症とアナーキー:自閉症アナキズムの重要性

          サークルA60歳:シンボルの誕生

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/04/05/the-circled-a-at-60-birth-of-a-symbol/ 原文掲載日:2024年4月5日 著者:トマース゠イバニェス 私達は、可能な限り時間をさかのぼり、あらゆる大陸のあらゆるアーカイヴを徹底的に調べられる。しかし、現実は頑なで、一つの事実は揺るぎないままだ。1964年4月まで、円で囲まれたAはアナーキーやアナキズムを象徴していなかった。ポスターもグラフィティも痕跡も一切な

          サークルA60歳:シンボルの誕生

          第十五章 革命的規律について

          原文:http://www.spunk.org/texts/writers/makhno/sp001781/chap15.html 初出:Dyelo Truda(労働者の大義)、第7~8号、1925年12月~1926年1月、6ページ 何人かの同志が私に次のような質問をしてきた。あなたは革命的規律をどのように考えているのか?この質問に答えよう。 私にとって革命的規律とは、全ての人に等しく課せられ、厳密に規定された集団活動の文脈で定められる個人の自己規律を意味する。 これが

          第十五章 革命的規律について

          自閉症とアナーキー:現実の自閉症コミュニティは階級コミュニティ

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/03/30/autism-and-anarchy-real-autistic-community-is-a-class-community/ 原文掲載日:2024年3月30日 著者:ルーカス゠クリストドゥルー(Loukas Christodoulou) ルーカスの「自閉症とアナーキー」シリーズの第3回。第1回はこちら(拙訳)。第2回はこちら(拙訳)。 この記事を書くのはとても大変でした。多くのライターの

          自閉症とアナーキー:現実の自閉症コミュニティは階級コミュニティ

          第十四章 私達の組織

          原文:http://www.spunk.org/texts/writers/makhno/sp001781/chap14.html 原文掲載日:Dyelo Truda(労働者の大義)、第4号、1925年9月、7~8ページ 万国の労働者階級が目下過ごしている時代は、革命的アナキストに求めている。最も重要な問題を明らかにしようとするなら、革命的アナキストはその想像力とエネルギーを最大限発揮しなければならない。 ロシア革命に積極的に関わり、信念を貫いた同志達は、確固たる組織の欠

          第十四章 私達の組織

          エルビット本社で抗議キャンプ開始

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/03/22/protest-camp-begins-at-elbit-hq/ 原文掲載日:2024年3月22日 パレスチナ゠アクションがブリストルのエルビット本社に抗議キャンプを設置している。この行動は、兵器製造の継続的拡散とガザでの大量虐殺への英国の加担に反対する様々な行動に続くものである。 水曜日(3/20)、パレスチナ゠アクションは、アズテックウエスト600にあるエルビットのブリストル本社の前にキ

          エルビット本社で抗議キャンプ開始

          自閉症とアナーキー:自己診断はコミュニティ診断

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/03/20/autism-and-anarchy-self-diagnosis-is-community-diagnosis/ 原文掲載日:2024年3月20日 著者:ルーカス゠クリストドゥルー(Loukas Christodoulou) 人間は単純な生き物ではありません。私達の行動を他の動物と比べて見ると、私達は完全に錯乱していると結論を下すかもしれません。そう、私達は錯乱しているのでしょう。理由はどう

          自閉症とアナーキー:自己診断はコミュニティ診断

          強制収容所の絶望と怒り。ウクライナ大戦争2周年、アセンブリーへのインタビュー

          原文:https://libcom.org/article/despair-and-anger-concentration-camp-assemblys-interview-second-anniversary-big-war-ukraine 原文掲載日:2024年2月24日 著者:assembly.org.ua (タイトル画像は戦前のもの:ウクライナ語で「ハルキウを愛し、資本主義を憎む!」) これは、communaut.org と diebuchmacherei.de

          強制収容所の絶望と怒り。ウクライナ大戦争2周年、アセンブリーへのインタビュー

          第十三章 アナキズムと現代

          原文:http://www.spunk.org/texts/writers/makhno/sp001781/chap13.html 初出:Dyelo Truda(労働者の大義)、第6号、1925年11月、6~7ページ アナキズムは、単に人間の社会生活を扱う教義ではない。これは、政治学の辞書に載っている狭義の意味で、時として会合などでアナキズムを宣伝する演説者もこのように述べる。だが、アナキズムは同時に、円熟した個人としての人の存在全てを包含する教義でもある。 その総合的世

          第十三章 アナキズムと現代

          自閉症とアナーキー:自己診断

          原文:https://freedomnews.org.uk/2024/02/29/autism-and-anarchy-self-diagnosis/ 原文掲載日:2024年2月29日 著者:ルーカス゠クリストドゥルー(Loukas Christodoulou) 自閉症・ADHDなどの障がいの自己診断は妥当かどうかについて多くの議論があります。私の立場は次のとおりです:自己診断だけが唯一妥当な診断である。 この挑発的な発言で皆さんが関心を持っていただけると幸いです。どうい

          自閉症とアナーキー:自己診断

          第十二章 5月1日:勤労者の生活と闘争における新時代の象徴

          原文:http://www.spunk.org/texts/writers/makhno/sp001781/chap12.html 初出:Dyelo Truda(労働者の大義)、第36号、1928年、2~3ページ 社会主義の世界では、5月1日は労働者の祝日とされている。これは誤った記述だが、勤労者の生活に深く浸透しているため、多くの国々で実際にこの日はそのように祝われている。実際には、5月1日は勤労者の祝日などではない。違うのだ。労働者はこの日、作業場や田野にいてはならない

          第十二章 5月1日:勤労者の生活と闘争における新時代の象徴