本屋・散策舎

日々を確かに歩むための本屋・散策舎です。本と本屋についてあれこれ考えたことを書き留めていきます。 http://baladeur.jp/

まっとうな声を聴くこと

7/13 夕方。
渋谷ハチ公口で、れいわ新選組の選挙街宣に遭遇。多くの人でごった返している夕方の渋谷には、あまりにも音が溢れすぎている。

かつて音楽は多くの人の意思や感情を、時にはゆるやかに時には激しく、共有させるものだった。ここでは流行の音楽も声にならない声も、どんなにぐちゃぐちゃにかき混ぜられても、谷底から湧く歌のように響いていた。
それが今はどうしたと言うのだろう。

ここはまさに現代

もっとみる

ドキュメンタリーの時代が来る。世の中の見えないところ、隠されていたところ。現してきたのは、言葉の力だ。
貴方の想いを言葉にしよう。皆で言葉をつなげよう。今を選ぶことが未来をつくる。

ローカルな本屋であること

すこしずつ春の訪れが感じられるこのごろですが、散策舎にすてきな雑誌が届きました。
三重のローカル誌『NAGI』最新刊の76号、「町の本屋、なくしてええの?」と題した本屋特集となっています。日本全国はもちろん三重県内でも、個人オーナーの想いに溢れたいわゆる独立系書店はここ数年でかなり増えており、それぞれの創意工夫で本屋を営まれています。散策舎も、伊勢の小さな新刊書店として掲載していただきました。『N

もっとみる

新刊書店においては返品こそが店の鮮度と経済を担保してきた。確かに時代は変わったが、買切にすればいいというのは暴論。誰が「書店」の役割を担うのかの視点に欠ける。図書館だけを最後の砦にするわけにもいかない。

いよいよAmazonが書籍の価格自由化を進めようとしている。再販制の維持に100%賛成なわけではないが、少なくとも「日本語」での出版・地方書店の経営・書物の多様性には大きな打撃となるし、本と読書の価値そのもののを崩壊させる恐れがある。危機感をもって向かいたい。

新年早々風邪をひいてしまい、辛いスタートに。。皆さまどうぞお気をつけて……今年もよろしくお願い致します。