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【愛知バスケWEBマガジン準備室】はじめる理由

「“愛知の坂本龍馬”を育てなければいけないかもしれないですね」

本日12/18発行の『aispo! vol39』。構成を担当した「私の推しスポーツプレゼン!」で、お笑いコンビ麒麟の田村裕さんにお話を伺った時のことでした。

「愛知のバスケがさらに盛り上がるためにはどうしたらいいと思いますか」という問いに、田村さんはこう答えました。

坂本龍馬???

「試合ではバチバチに戦うんですけど、それ以外の部分ではB1の4チームが結束して戦うべきじゃないかと思っています。まずは4チームの橋渡し役を育てなければいけないんじゃないでしょうか」(田村さん)

aispo! vol39


“愛知の坂本龍馬”に必要性は、私もずっと感じていました。以前(2022年6月)、noteにも、そういえばこんなことを書いていました。

「何かしたい」と思いながら、1年半もの間、一歩も進んでいないのはいかにも情けない。

「なぜできないのか」
「どうしたらできるようになるのか」

田村さんを取材した日から、長崎で龍馬の足跡を辿ったり(それはただの旅行!)、ドラマ『JIN-仁-』を見直したりしながら(それはただの趣味!!)、考え続けてきました。


なぜできなかったの?

一番の原因はリソースにありました。目の前の仕事で手一杯で、新たなことを始める余力がない。平日は多少の余裕はあっても、土日は試合が重なり、取材に行きたくても時間的に難しい。一人でできる仕事量にはどうしても限界があります。

ただ、私が取材に行けなかったとしても、このバスケブームに乗じて他のメディアさんがたくさん取材に来てくださればそれでも構わないと考えていました。しかし、23-24シーズンが始まって3分の1が過ぎましたが、東海エリアに関して言えば、昨シーズンとさほど変わらない状況です。報道が日本代表選手に集中しているため、取り残されている印象さえ受けます。愛知にはこんなにも多くの魅力的な選手がいるのに届けられなくて、悔しい。不甲斐ない。

どうしたらこの状況を変えられるの?

一人でできることに限りがある以上、仲間を増やすしかない、と腹をくくりました。東海地方を拠点とし、バスケやスポーツに興味のあるライターさん。以前から探してはいたのですが、本腰を入れて募集しました。(現在も引き続き募集中です。Jリーグのように、各クラブに番記者がいるのが理想だと思っているので)

でも、人を増やすからには、記事を書ける場所を作らなければいけません。ライターの仕事は、メディアさんからご依頼をいただいて執筆するか、こちらから企画を持ち込んで書かせていただくか、このどちらかであることがほとんどです。しかしこの方法ではチャンスは限られますし、実際にバスケ記事を書ける場は非常に少ない。加えて、取材するチームや選手も、メディア側の意向によって偏ってしまいがちです。

結局のところ、新たな場を自分で作るしかない、と考えるに至りました。


有料WEBマガジンを立ち上げる!

新たな場所は、「タグマ!」というプラットフォームを使って立ち上げることにしました。

サッカーファン・サポーターの方はご存知かもしれません。「タグマ!」では国内サッカーを中心に現在64のWebメディアが発刊されており、愛知でいえば名古屋グランパス応援メディア「赤鯱新報」、バスケ関連で言えば宇都宮ブレックスの情報を届ける「バスケットボールクラッチ」、ミムラユウスケさんによる「Bをかたーる首都圏版。ミムラユウスケWEBマガジン」があります。

ここで新たに、愛知県のバスケットボールに関するWEBマガジンを立ち上げることに決めました。


坂本龍馬からはだいぶスケールの小さい話になってしまいましたが、ライターとして、今の状況で、「えい!」と最大限に足を伸ばして踏み出した一歩です。
ここを足がかりに、愛知のバスケットボールを愛する人を結びつけ、さらなる熱いうねりを生み出していきたい。ぜひ応援いただけたらうれしいです。

麒麟の田村さん、背中を押していただきありがとうございました!

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