見出し画像

カニカマに怒られる名前

だいぶ昔の話だが、日本の好きな食べ物はなにかを話していたら、「ニセカニ」と我がパートナーが答えた。

「ニセカニ?! 」

なんだそれ。

と一瞬考えたのだが、ニセカニは偽りの蟹のことだ。イコールカニカマのこと。確かにどちらも4文字でしかも意味は、まあ合っているしむしろ妥当な名前だと思う。カニカマには悪いが、うまくつけたものだと感心していた。

エストニアに行ってみると、エストニアのスーパーにも日本のそれと比べて、色合いが少し違うカニカマが並んでいた。カニカマはエストニア人にも評判が高い食べ物になっているようだった。

ニセカニと言ってもカニカマ製造会社さんに怒られないか心配だが、我が家では「ニセカニ」がむしろ主流の呼び方となっている。フォローするようだが、ニセカニへの愛は変わらずのようだ。

ぜひ一度みなさんの家でも「ニセカニ」と呼んでみてください。


有益な情報、ためになったなーと思われた方はぜひどうぞ。いただいたサポートは次作の書籍の取材費として使わせていただきます。