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オーストラリアに住んでいても、私は日本人でいいんだ✨

オーストラリア・メルボルンに来て3週間。

前回の記事でお話しした文化の違いによって、バイト探しに苦戦する日々。
でも今日泣いちゃうくらい嬉しいことがあったのでここに書き留めさせてください✨


頷くだけの相槌はしない方がいい…?


今住んでいるホストファミリーのご兄弟は本当に良い方々で、
「もう私たちは家族だよ」
と言ってくれて、なんとバイト探しまでめちゃくちゃ協力してくれているんです。

履歴書の添削、転職サイトの使い方の説明、
そしてバイト探しに協力してくれそうなお二人それぞれの知り合いに電話をかけたりテキストを送ったりしてくれて
すごく一生懸命探してくれてるんです😭✨



そのホストファミリーが紹介してくれた方のお一人のAさんは、
とてもフレンドリーで気さくな方でした。


ご近所さんなのでおうちに来てくれて、
私のバイト探しの状況を聞いてくれました。


こんな知り合いがいるから紹介するよ、と言うようなお話をしてくれてるときに、
私は感謝の気持ちを込めてうんうんと頷きながら時々「Thank you.」と言っていると

「頷き、首振りを日本人はよくするけど、それは時に失礼に受け取られることもあるから、もっと言葉で表現したほうがいいよ。

と教えてくれました。


確かに…!

英語に慣れてる日本の方は「Yeah,」とか「Ah, ha」とか相槌を打ったり
積極的に言葉を挟んだりしてるなあと思うし
そうやって言葉を使うことで英会話に慣れていくんだろうし、

何より失礼な態度をとってしまってはいけない!!
と思いそのアドバイスをありがたく受け取り、

「頷きだけの相槌は封印しよう!!」

と思いました。



頷きをやめようとした私にホストシスターがかけた言葉


その翌日、
そのAさんの話を一緒に聞いてくれていたホストシスターとまたバイトについて話してた時に
つい頷き相槌モードに入ってしまったことに気づき、

「ああ!気づかずに頷く相槌しちゃってた!笑」

と言ったんです。


それに対して、ホストシスターは私が思いもしなかった言葉をかけてくれたのです。


それは、
「あなたはそれを止める必要はないんだよ!」

ということ。

続けて
「Sさんが言ってたことは間違ってもないし、かといって全て合ってるわけでもないと思う。」
とお話ししてくれました。

確かにその動作を失礼に受け取る人もいるかもしれないけど、
あなたはその相槌や態度の取り方をあなたの国、日本で学んできたんだから。

日本のお辞儀の動作は本当に美しい文化で、
私が教えている英語の授業でもそれを伝えることがある。

日本人は常に尊敬の気持ちを持っていてそれは本当に素晴らしい文化だ。


だから、
あなたはオーストラリアに来たけど、オーストラリア人になる必要はないんだ。

自分が身につけたバックグラウンドを捨ててオーストラリア人になるのではなく、
それぞれの文化を知ろうとする姿勢、それが大切なんだ。

そう言ってくれて、本当に泣きそうになりました…✨



オーストラリアにきて、語学学校の友達・先生、ホストファミリー、街中の店員さん…
みんなの英語を聞き取れず「なんて自分はできないんだ」
と落ち込み、聞き返すことを申し訳なく思い、負い目を感じ、

なんとか周りに溶け込もうと無意識にみんなの真似をしようと無理をしていたのかもしれません。

そんな私に

「自分の生まれ育った国と文化を大切にしながら、他の文化を学べばいいんだよ」

と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。✨


その後もバイトが見つからないことに
「まだまだ英語力が足らないから…」と話す私に、

「あなたは自信を持っていいんだよ!

看護師という仕事をやめて、誰も知っている人がいない国に一人で来たんでしょう?あなたはすごい勇気を持ってるんだから。

自分はできる、と思ってたら、ちゃんとできるんだから、前を向きなね。」

と何度も力強く励ましてくれたんです✨



「みんなの英語が聴き取れない」

特にこのことで落ち込みがちになってしまっている私に、

できていることにしっかり目を向けて自信を持つように伝えてくれたホストシスター。


本当に感謝しかありません✨


ここで「飲食店で働く」という目標を諦めずに持って、胸を張って頑張りたい、

そんな風に思いました✨


最後まで読んでくれてありがとうございました☺️
そんなあなたにとって素敵な1日となりますように✨



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