前店舗のビジターにむけ発信

昨日は、地元新聞「YOU」さんに、火災復帰についての取材をしていただきました。


こないだもnoteに少し書かせてもらった内容になるのですが、今年は火災によって得られた関心・共感があるうちに、それを利用して飛躍に繋げたいと思っています。今回の取材も、自分で記者さんに持ち込んだ内容になり「確かにストーリー性がありますよね」と共感をいただき、実現したものでした。



ちなみに今の僕にとっての飛躍とは、安定した最低限の生活をしつつ、毎月のようにホールドを買ったり、セッターを呼べる事を差すのですが、この来店の少なくなる冬場に色んな種を蒔くことで、春くらいから飛躍のカーブを描くイメージを持っています。


話をもとに戻しますが、前店舗にも遊びに来てくれたことのある名張・伊賀市民のなかにも、移転したことを知らない人がきっとまだまだ存在しているはずで、オープンして2ヶ月以上経った今、少しずつ移転したことを耳にしたビジターが来店してくださっています。


さすがに全焼火災で、3年間で築き上げた常連やビジターの数も、少なからず下がってしまった部分は感じているので、今回の取材&広告は、新規客の為だけでなく、そんな前店舗に来てくれたことのあるビジターに向けての発信もしたくて、企画したことになります。


久々にお会いするビジターの方々がよくいってくださるのが「復帰が予想以上に早かったね」というお言葉です。どうやら、1年はかかると予想されていたみたいですが、実際はほぼ半年。僕の中では9月にはオープンしたかったところなので、自分の中では2ヶ月遅れた感覚があります。


春と秋は最も売上げが良いので、9月にオープン出来れば、初期投資にかかる莫大な借入という負担を少しでも軽減できるはずだったので、売上げが下がってくる寒い時期にまでオープンが遅れたのは、困った誤算でした。


銀行や行政の手続きが難航したのと、各業者もルーズなところがあって、見積り書も信頼してほおっておいたら、なかなか来ないことがあって、少しずつ遅れていったのです。


今日の取材の質問でもお答えしたことですが、火災があった4月30日の翌日には復帰の道筋を描いていました。5月3日あたりには常連の一部を集めて(容疑者に見つからない秘密の場所で)、警察からの事件のアドバイスを伝えたり(変に容疑者を刺激するなと)、再起する店舗への要望を聞き取ったりしていました。

※放火犯もnoteを読んでいる前提で書いています。



ルーフとスラブが欲しいとか、キャンパシングボードが欲しいとかその時に聞き取り、今の店舗に反映させています。


保険金が全額おりることは、事故当日から保険の営業マンに伝えられていたし、借入金の返済も一度も滞ったことはなかったので、銀行との信頼関係も構築出来ていたので、倉庫さえ見つかれば、再起すること自体は容易いと思っていました。


アバウトな借入金額は前店舗に比べ1.5倍近い、2000万弱とだけお伝えしときます。値上がった月会費や回数券は、ホールドを買うためというよりかは、はね上がった借入金を滞りなく返済していき、店を維持し、運営していくためのものです。今いる常連もそれを理解してくれているからこそ、残ってくれているんだと思います。


だから、変わらずバンブーを愛してくれるお客さんの為にも、なんとか頑張って、ホールドを買うゆとりを持ちたい、飛躍したいと強く思っており、日々、色んなことにアンテナを巡らせている感じですね。色んな施策も効果は出てきているので、お客様に安定して還元出きる日も近いと予想しています。


 2016年4月の小田の店舗でのオープンは、伊賀に店を出したところで誰が来るのか分からなくて不安があるなか店を出しましたが、  2019年10月の比土のお店は、待ってくれている常連の顔が見えていたので、不安もないし、力強く歩んでいけました。


再起の道筋もSNSに残しておくことは、必ず移転したときの、ファン獲得に繋がると思い、辛かった心境も含めてインスタグラムに綴っていきました。


実際のYOUでの記事は、もっとソフトな感じになるでしょうが、「お客さんが待っていてくれたから頑張れた」というのは、おそらくクローズアップされる部分だと思います。1月28日の記事ということなので、楽しみにしていておいてください。




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