来ないでいただきたい

昨日はコロナ前のように、地域の人気店と呼べるくらい店内が賑わっていました。最近、コロナの第三波で穏やかでしたのでとても張り合いがありました。

さて本日金曜日から、レディースデーを数年ぶりに復活させます。
というのは、最近、女性の来店が増えつつあるので、女性の為の日を設けようと思いました

【毎週金曜日は、一般女性のお客様は、ビジター利用料を500円割引】とします。

今、バンブーの女性会員さんのnさんなんかも、数年前にやっていたレディースデーを狙って来店してくださり、今に至ります。

火曜・木曜は、伊賀を代表するようなケーキ屋のオーナー、レジェンド・n氏との道場が盛り上がっているので、あとは、水曜も盛り上げたいところですね。

_______   ________  ________

さて、ここからは長文になり、攻撃的な文章もあるかと思うので、本当にバンブーに興味のある方だけ読んでください。

まずは、【わざわざ】【来ないでください】と打ち込んで頂き、"わざわざ"、というパン屋の代表の"平田はる香さん"の【来ないでください】という記事を読んでください。

すべての接客業に通じる、お店を経営するオーナーの想いが赤裸々に綴られています。

その【来ないでください】という過激なタイトルのブログ内容を要約すると、【お客さんという(強者の)権利を振りかざし弱者(店側)をいたぶる人がいる。そんな人は来ないでください】といった内容です。

その上で、僕にも最近、同じような経験がありました。

お客さんの立場を最大限に生かして、提案とも言えないような文句に近い要望をありったけに僕に吐き出して、その数日後に、バンブーを去っていきました。

個人ならまだ理解できる部分があるのですが、それが複数名で集団だった事に、深く傷つき、そしてとても腹立たしく感じました。

そのときは僕も店内で、【いいかげんにしろ】と、とても珍しく声をあらげてしまいました。

彼らの満足度を満たすことが出来なかったのは、僕のジムオーナーとしての力量不足もあるかと思いますが、それでも、いつも彼らを含む常連を心から愛し、店を経営するものとして、常に改善・前進を心がけていましたから、【これ以上彼らを満たせる術は僕にはない】と諦めた(呆れた)のは事実です。

そして、今は去ってしまった事実にとてもホッとしています。

気持ちが落ち着いた今でも許すことができないのは、今、バンブーを心から信じて、迷いなく好いてくれているクライミング歴の浅い常連さんの前で、店の文句を散々と言われたことです。

同じ空間で、ものすごく気まずそうに僕らの会話を聞かせてしまった事に、罪悪感を感じていました。

*普段の会話でも、お客としての一線を越えていたと、その層は感じてくれていたようです。

 *親しき中にも礼儀あり、と口を揃えています。

*数名からその事実確認が取れたのでこういった記事を書こうと決心しました

今、去ってしまった彼らがどこのクライミングジムで登っていようが、僕は目の前のお客さんを大切にすることが使命だし、彼らにもクライミングジムを選ぶ権利があるので、どこでクライミングをするかは自由ですが、僕にもお客さんを選ぶ権利はあるはずです。

ほおっておいても、もう店に来ることはないかと思いますが、今、心からバンブーを楽しんでいる常連さんにネガティブなことを吹き込むような人は本当に【来ないでいただきたい】。

半沢直樹ではありませんが、もしまた店をまたぐ気持ちがあれば、それ相応の誠意は見せてください。その上で利用できるか、こちらで判断させてもらいます。

ただ、彼らが流れ着く先のクライミングジムのオーナーさんや、常連さんにはとても申し訳なく思ってしまいます。不信に思われていないか、迷惑をかけていないか、色々と不安でいっぱいです。

もし僕が逆の立場で、近郊のジムからバンブーにクライマーが集団で流れこんできたら、売上が上がって嬉しいというよりかは、僕ならその集団に不信感を抱くからです。

*正常な思考なら分かりますよね

_____   _______  ________

彼らの文句の中に【セッターを呼べ】【女性が少ない】という声がよくあったので、その二点の不満を満たすようなジムを探して、今頃は流れ着いていると思います。

彼らが去ったことで空気も入れ替わり、メンバーもゴロっと変わって、生まれ変わったように新鮮な空気が漂っており、彼らの望んだ女性会員が増えていきそうな雰囲気がとてもシニカルだなと感じてしまいます。

まあ僕も4年も経営していますし、こういった誰しもが持っている人間のどろどろとした部分と向き合う事には慣れています。元々良い人たちでしたし、集団心理による強気な行動も分からなくはないです。

この記事の該当者たちがクライミングを辞めることなく、向上心を持ったクライマーと呼べるものであり続けることを祈っています。少なくとも現状よりも強くなることがあれば、僕もまだ救われる部分があります。

今度こそは、贔屓のジムを末永く大切にしてあげてください。それだけはどうぞお願いします。

今までありがとう。

BAMBOO Bouldering 代表・竹内

【11月13日のインスタグラムの内容をコピー&ペーストしています】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?