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言葉と一緒に心も整えて書きたい

こうありたいと思う姿で、こう考えたいという思いで、書くことができたらいいのにと思う。

弱ささえも、否定するではなく、そこに乗せる感情が暗いものでもなく、優しくやわらかい色が浮かぶ書き方ができたらいいのにと思う。

同時に、飾るわけではなく、その感情や考えの尖りが削られて丸くなるわけでもなく、リアルなままで書けたらいいのにと思う。

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書いていく中で、もやもやとした感情や考えに輪郭ができていく。

吐き出された生の状態は、トゲトゲとしていたり、良くない色をまとっていたりするように思う。

だけど、この状態がそのときの私の感情や考えのリアルだ。

言葉を整えれば、少しトゲが抜けたり、前向きな見え方になったりするけれど、輪郭が見えて近づいたと思った言葉が、遠ざかるような気がしたりする。

言葉だけを整えれば、そんなきれいなものじゃなないだろうと、追いついていない心を、無理やり良い状態にしようとしているかんじがする。

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言葉を整えることに心がついていけば、気持ちの整理もできてすっきりする。

そうして整えた言葉の方が、読み返しやすい。書き殴ったような言葉は、読み返したときになんとも言えない気持ちになったりする。

だから、整えられるなら一緒に整えたい。ただ、言葉だけが前を走って、追いつかない心を置いてけぼりにする書き方をするのはいやだなと思う。


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