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43歳の新人小学校教諭。ぐだぐだ奮闘記。

新年度始まって1週間すぎました。
教員のみなさん無事ですか?笑

今年は、私にとってチャレンジの年。
小学校教諭免許状を取得後、21年間ペーパードライバーを貫いてきた私が、小学3年生を担任することになりました。

正確にいうと、特別支援学校内での教科指導になります。
特別支援学校の中にも、小学校と同じ教科書で、国語、算数、社会などの教科を勉強する子どもたちがいまして、その子たちを担任することになりました。

まだ子どもたちに授業はしていません。開店準備をしている段階です。
支援学校勤務13年の私が、小学生に教科指導をするとなるとどんなことになるのか?
つまずきポイントはどこ?


まずは、副教材選び。


副教材というのが漢字ドリルやテストの類です。
教材屋さんがサンプルをもってきてくれて、その中から選ぶのですが、
まずそこでつまずきます。

どの教科でどの副教材が必要なのか?
どの出版社のものがその子たちに合っているのか?
まったく見当がつかない。むむむ。
「あの子たちのレベルならこれがいいと思います。」
「プレテストがあったほうがいいですよ」
昨年その子たちを教えていた先生に助言してもらいながら選んでいきました。
選ぶというか選んでもらいました。

強い味方、教師用指導書


料理で言うとレシピ本。
へ〜、こんなのがあるんだ。って感じでした。
本来であれば、クラスの実態にあわせた授業をすべきなんですけど、
指導書を参考にすれば、私のような教科書初心者でも、とりあえず「こなす」ことはできそうと思えました。

時間割表のサイズ


何気なくA4サイズで準備しましたが、他の先生がB5のものを印刷していました。なるほど!ランドセルに挟むにはB5サイズがいいみたいです。

指導時数ってなあに??


3年生国語であれば年間245時間。 算数では年間175時間。(1時間=45分授業)
文部科学省が決めた授業数をこなさないといけない。行事や臨時休校等で授業時数が時間割通りいかないので、毎時間チェックしないといけない。らしい。

チョーク むむむ!


黒板&チョークの使い方って地味に難しい。
筆圧の加減が難しく、ポキポキ追ってしまいます。
黒板に長い文を書いていると、気づくと右上がりになってしまう。
慣れの問題ですかね?
小学校の先生らしい整った字に憧れるんですけど、 
今はそこにこだわらないことにします汗


そうなんです。支援学校しか経験したことがない教員が、小学校の教科を教えるってなると、こんなことになります笑

43歳の小学校デビュー。
10歳年下の先生が、教科指導でいうと10年先輩になります。

年度当初、多忙を極める中、
私よりずっと若い先生が、
当面の授業の進め方を考えてくれたり、
ある先生は、わざわざ自宅にいる家族に連絡をとって、私が欲しかった資料の画像を送信してくれました。

ひたすら感謝しかありません。
この一週間「ありがとう」「めっちゃ助かります」を何度口にしたことか。

私と同年代の先生は学校の中心役を担っています。
管理職になっている先生もいます。
そんな中、新しいことにチャレンジをさせてもらえるのは幸せなこと。
さらに、先ほど紹介したように、多忙を極める中で、オールドルーキーのサポートをしてくれる先生たちのご厚意。

感謝の気持ちと、ぐだぐだを楽しむ気持ちを忘れず、1年間のらりくらりと奮闘していきます!











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