脅し文句としての「教育委員会」 効果はあるのか?
「教師は教育委員会を恐れている」という都市伝説は本当か?
結論から言うと、教員の中でも温度差が大きいです。
私の肌感覚ですが、現場の教員は世間が思うほど、恐れていません。
ただ、管理職やそこを目指している教員は、教育委員会には気を使う傾向があります。
「あなたのことは、教育委員会に逐一報告をしてますから。」
以前、校長からこんな言い方をされたことがあります。
きっと彼にとっては脅し文句のつもりだったのでしょう。
ただ、私には響かなかったです。
「いけないんだ。いけないんだ。先生に言ってやろー」
小学生が友達を脅すときのあの有名な曲
あれは、先生が怖い存在だという共通認識があるからこそ成り立っているんですよね。
私が校長から言われて思ったこと。
「校長は教育委員会が怖いのかもしれませんが、私には効きませんよ」
教員間でも温度差が大きいんですよね。
以前同僚だった先生や同級生も教育委員会に勤務しています。
私にとってはそんなに恐れ多い存在ではないです。むしろ仲間。
強がりではないですよ笑
教育委員会が視察にきたとき、
ドラマ「白い巨塔」の財前教授の総回診みたく、丁重にご案内ご説明して校内を回る管理職の姿。
横の関係を大切に考える私には、あまり気持ちのよい光景ではありません。
緊急を要する生徒指導案件を抱え、授業準備もままならない中、
教育委員会からかなりタイトなスケジュールでアンケートの依頼をされても、管理職は期限を遅らせる交渉すらしてくれません。
教育委員会から校内の業務を減らす提案を受けでも、「これは子どものために必要な仕事ですので継続します」と返答したという話も聞いたことがあります。
教育委員会の前では「いい子」でいないといけないのでしょうか?
「あなたにとって教育委員会はどんな存在ですか?」
これを読んでくださった方、特に教員の方に聞いてみたいです。
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