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親は我が子の『安全基地』であること

図書館で借りた本の育児コラムに書かれていた話に共感ができました。

親は我が子にとって一番の理解者でいて、心をさらけ出せる安心できる存在でいることが子の人生において、とても大切である。と言うお話でした。

私の育児の目標も、『息子が安心して生きれるように、息子の一番の理解者でいること』としています。

また、息子のやりたいことや選んだ道はできる限り、尊重して全力で応援してあげたいとも思います。

『男の子だらこうあるべき』『自分が野球(例えばの話)をやっていたから子供にも必ず野球をやらす』と言う価値観の押し付けもしたくない。

(本人が野球をやりたいと言ったらもちろんそれはあり。)

親は選択肢をいくつも用意してあげたり、やりたいことのサポートをする敏腕マネージャーであることがベストだと思う。


一回り違う夫は、団塊の世代のお義母さんに育てられた為、少々昭和臭い価値観を持っている。私と交際し、長い月日を経て幾分緩和はされてきたけど根っこには『男はこうあるべき、女性はこうあるべき』的な考えがある。

田舎で生まれ育ちその田舎から出たことの無いお義母さんもやはり、固定概念が強め。

夫とお義母さんの会話を聞いていると正直、『ん?』と腑に落ちないことも時々ある。

息子の妊娠中に性別が判明したとき、私は単純に子供を授かれるなら“男の子を育ててみたい”と言う気持ちがあり、性別が男の子👦と判明したときは嬉しかった。

夫とお義母さんの反応は少し違っていた。

『バナナママちゃんはすごい!男の子を産むんやもん』(言葉の詳細はうる覚えだけどこのようなこと言っていた)

産後も『バナナママちゃんは本当によくやった!一人目で健康な男の子を産んだんやから!』

じゃあ、もし女の子を授かっていたら何を思われてたんだろう?

こう言う発言をされる度にモヤっとさせられる。

私は長い不妊治療を経て息子を授かったときに出生前検査などはせず、“どんな子でも責任を持って育てる”と覚悟があった。

『跡取りになる男の子』だとか『五体満足の健康な子供』だとかそういう世間一般の価値観で息子の誕生を評価されても嬉しくはない。

今後、息子の習い事や教育方針などで夫と意見が割れることもあるだろう。

そのときは、古くさい固定概念は取り払い、息子にとっての最善の方法を見いだしていきたい。

親は子供を何処か自分の一部のように捉えてしまいがちだけど、ひとりの人として、その子の『個性』を大切に育ててあげたいと思う。


#子供の個性

#信じる力

#固定概念

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