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音楽が日常や人生に影響してる話
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2018年5月の記事一覧

再生

BRON-Kのリリックに頭を浸す夜

BRON-K。大好きなラッパーの一人です。 こんなタイプの歌心を感じるのは彼しかいません。 2010年リリースのこの「罪安」の一節。 『時は経って人は変わっても iTuneの奥底で変わらず歌い続けてる』 これ、僕としては、ただでさえ心が揺さぶられる描写。 さらに2018年の今聴くと、iTunesの置かれた立場が経年劣化してる感じ含めて なんか凄いことになってんな!!とめちゃくちゃゾワゾワする。 という話をヒップホップオタクの弟にしたところ、 「聴き方が完全にヒップホップのそれ」 とめでたく何かに認定されました。

再生

髪を切る時は 私の顔色を気にして欲しい

tricot "potage" 先週から一日中聴き狂っている一曲。 静かなイントロだけど、アンサンブルと奏でられる音色に、頭を打たれたような衝撃が走りました。 曲は徐々に、熱を帯びていき・・ 佳境では感情の過剰さが見事に表現され、物語の渦の中へ引き込まれる感覚に。 そして要所で囁き声をかぶせるアレンジは、「こっち側に伸びてくる方」への奥行きを持たせています。 こんな立体感はなかなか味わえない。 音楽にまつわる様々な「チューニング」が存在するとしたら、それが完璧な曲だと思います。

ケンちゃん派?ナンちゃん派?

来月リリースされる『Ken Yokoyama VS Namba69』 それぞれのミュージックビデオが同時発表されましたね~! まずはKen YokoyamaのCome On, Let's Do The Pogo オリジナル曲で、ここまで全面SKAなのは初めてじゃないでしょうか?去年スカパラと一緒に演ったことを連想させる曲が、こうストレートに出てくるのはむしろ意外に思いました。 曲中に出てくる【MONKEY DANCE】や【SKA】など、ロックでのオーセンティックな踊り方

アルジェリアの音楽を初体験するまで

アルジェリアと全然違うところからスタートするので、奇異の目で見守っていただければ幸いです。 頭の中でのつぶやき形式でお送りします。 ある日・・ bloc partyがSilent Alarm(1stアルバム)の再現ライブでツアーやるって? ベースとドラムがあの頃と違うんだよなあ。あのメンバーだからこその突っ走った感じで聴きたいけど。そういやドラムのMattは何してんだろ? 元メンバー ●マット・トン (Matt Tong、1979年4月29日 - ) (中略) 20

ELLEGARDENが流行っていた裏でおれたちは・・

本日は音楽ネタです。ELLEGARDENの再結成ツアーが発表されましたね! ライブハウス公演のチケット代2900円って、安いなあ。これだけの規模で同じ価格設定なのは、BRAHMANくらいなもんです。 彼らが人気の絶頂だったのって、2005年頃からの3年間くらいだったと記憶しています。ピークのときに活動休止したんですよねえ。 当時僕は大学生で、音楽という名の沼には既に頭まで浸かっていました。ツイッターで当時の思い出を振り返ってみると・・ そうなんです。当時、ハマってはい