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音楽が日常や人生に影響してる話
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#ロック

大車輪11開催します

詳細が確定したのでnoteでも告知を。 今週やっと梅雨明けしたばかりで、1か月以上も鬱屈とした空模様を見せられていた。 最近は本当に視界まで晴れたような爽快感がある。僕としては目の前にある夏を心ゆくまで楽しみ尽くしたい気分だ。 だから明日いきなりイベント当日の気分になるのは想像できないし、そうなったら困る。暑いと言いながら汗をかきたい。 皆さんも今すぐに来る気分になってもらわなくたっていい。10月19日までにジワジワ来たくなってきてほしい。 ** 大車輪11 10/1

CRYAMYを観に行きたい

最近はバンドの音楽を意識的に聴くようにしている。 それも日本の若いかっこいいバンドを新しく気づけたらいいな、という中で衝撃が走ったのがCRYAMY(クリーミー)。 以前に聴いたことがあるのに、不思議なもので色々なタイミングもあるのだろう。いま深く刺さった。 とにかく「今すぐパソコン投げ捨ててライブ観に行かなきゃ!!」と強く思わせてくれるバンドだ。 実際、自分の予定とバンドのライブ予定を照らし合わせながら「この日ならなんとか行けそう、ここは行けるけどチケット売り切れてる、や

初体験、浅井健一 & THE INTERCHANGE KILLS

自宅だけでのベンジー摂取に限界が見えたのは去年の暮れ。 3月末のチケットを手に入れることで平静を保ち迎えた本日。 リキッドルーム恵比寿へ、初めてベンジーのライブを観に行った。 客層は革ジャンにオールバックだらけかと思いきや、意外とsyrup16gに近い何かを感じる。 開演前にガヤガヤしてるのは全然違うんだけど、演奏が始まったらその正体が分かった。答えはのちほど。 定刻ぴったりに暗転し3人が登場。 すると会場のあちらこちらから、「もう、思いが溢れてこうするしかない、だって

やさしい・うるさい・バンド「2」

昨日知った「2」(ツー)というバンド。 この動画の停止画面みたいに、勢いだけで押してるかって言われたら全然そうじゃなくて。 まずメロディーが超良い。しっかりと歌が中心にいるバンド。 そのキャッチーなメロを、この音程外してそうで実はほとんど外してないボーカルがとてつもない熱量(本当に熱い)で歌い上げる。 「粗さ」と感じさせるもの自体を、実はとてもしっかりと表現しているのがこの古舘さんのスタイルであり、力量の高さだと思う。それがなければまったく別の聞こえ方になるだろう。 ア

ベランダのライブ。楽しくしなやかに良い曲だけ演奏

8月12日、昼の12時。 我が家や誰かのベランダでライブを開催したわけではない。 【ベランダ】という京都の四人組バンドが、下北沢でライブやるというので観に行ってきた。 右から金沢さん(ドラム)、高島さん(ギターボーカル)、中野さん(ベース)、田澤さん(サポートギター) ◎心地よいアンサンブル、でも出す音はロック アーティスト写真の印象通り、ベランダの楽曲は聴くと柔らかな気持ちにさせてくれる。 楽曲には「抜け感」がありつつも、ライブはロックバンド然としていた。近くのス

続々・つくばロックフェスの思い出

前編はこちら(旧知の知り合いたちとSEBASTIAN Xの感想) 前々編はこちら(主に会場の環境とtricotの感想) ⑧ 転換中の夕暮れで気分が上がる イベントはいよいよ大トリのバンドを残すのみとなった。tricotでぐしょ濡れになったTシャツを脱ぎ捨てて、急遽買ったXLのTシャツに着替えて見上げた空の美しいことよ・・ 【夏】【野外】そしてこれから【夜】に向かっていく時間帯。 この三拍子が揃っているだけで最強なのに、ここに【注がれたばかりのビール】【爆音のSuise

再生

髪を切る時は 私の顔色を気にして欲しい

tricot "potage" 先週から一日中聴き狂っている一曲。 静かなイントロだけど、アンサンブルと奏でられる音色に、頭を打たれたような衝撃が走りました。 曲は徐々に、熱を帯びていき・・ 佳境では感情の過剰さが見事に表現され、物語の渦の中へ引き込まれる感覚に。 そして要所で囁き声をかぶせるアレンジは、「こっち側に伸びてくる方」への奥行きを持たせています。 こんな立体感はなかなか味わえない。 音楽にまつわる様々な「チューニング」が存在するとしたら、それが完璧な曲だと思います。