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音楽が日常や人生に影響してる話
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#ラップ

弟とNORIKIYO見た

集合そして客層8月23日のことだ。転勤で仙台在住ヒップホップオタクの弟と川崎クラブチッタに集合し、NORIKIYOのライブを観に行った。 去年出た「馬鹿と鋏と」、そして今年出た「平成エクスプレス」の合同ツアーファイナルだ。 NORIKIYOはリリースペースがおかしい。前者のツアーを回っている最中に9曲入りEPを出し、その1か月半後に後者のアルバムを出した。さらに最近はAKLOというラッパーとの共作でアルバムを出した。すべて1年以内の出来事だ。どうかしている。 KREVAのワ

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調子悪いの紹介

最近はあの手この手で調子悪い。 先週からメンタル不調、貧血、そして今日はトイレと布団の往復で1日費やしてしまった。 もう少しでトイレ行きの定期券が発行されるところだった。 去年はこの時期に調子が底を打って無理をして離脱したから、このように休みを小出しにして繋いでいくしかない。 そして、もう少し耐えれば春がやってくる。 あと少しだ~今年は冬を越すぞ~ 動画の曲は調子悪いときに聴くとすごい良くて、先週から聞く回数が増えているから間違いなく調子悪いぜ。

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一番好きなクリスマスソング

満を持してこの曲を紹介するときがきた。 去年のクリスマスシーズンのこと。 underslowjamsの企画で、名前も知らなかったBRON-Kのライブを観て、 1曲目がこの「ムカエニイクヨ」。 当日までまったくノーチェックだったから衝撃がものすごかった。 一瞬で感覚が持っていかれ、気づけばサビでプチョヘンザしていた。 グラスの中のビールは一瞬にして空になった。 なんで歌番組で、CMで、街角で、この曲が一切流れないんだろう?? 歌いながらラップするスタイルのBRON-K。すごくとっつきやすいとも思う。 トレンドとか関係なく、広く普遍的に聴かれてほしい1曲です。

ずるいね

女性のラップで一番好きかもしれないchelmico。 アルバムを流して聴いて「この曲が一番好き!」とハッとしてYouTubeで検索したら、ピンポイントでミュージックビデオが上がってる瞬間が嬉しい。 なぜならばアーティストと僕の音楽性の方向が合致していて、将来的に音楽性の違いでリスナーとして脱退する確率が低そうだから。 「友達だと思っていた相手のことを、気づいたらめちゃくちゃ好きになってしまっている」という片思いラブソング。 個人的なパンチラインはここ! 分かってるよ勝

迷わず迷える力がある 誰にでも頼れる弱さがある

久しぶりに聴く不可思議/wonderboyにめちゃくちゃ泣いてしまった。 不可思議/wonderboyというアーティスト名。ポエトリーラッパー。 もう亡くなってしまっている音楽家で、一般的なラップとは違う「ポエトリーリーディング」と呼ばれる括りに入ります。 そのまま直訳すると分かりやすくて、詩の朗読をトラックに乗せている感じです。韻もほとんど踏んでいません。 この人、ラップ自体は決して上手くはないんです。でも、この人しかできない表現や感情の揺れ動きは、聴く人の心を掴んで

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BRON-Kのリリックに頭を浸す夜

BRON-K。大好きなラッパーの一人です。 こんなタイプの歌心を感じるのは彼しかいません。 2010年リリースのこの「罪安」の一節。 『時は経って人は変わっても iTuneの奥底で変わらず歌い続けてる』 これ、僕としては、ただでさえ心が揺さぶられる描写。 さらに2018年の今聴くと、iTunesの置かれた立場が経年劣化してる感じ含めて なんか凄いことになってんな!!とめちゃくちゃゾワゾワする。 という話をヒップホップオタクの弟にしたところ、 「聴き方が完全にヒップホップのそれ」 とめでたく何かに認定されました。