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FRIENDS BEST SONGS 2021

2021年も過ぎ去ろうとしている。

僕の幕開けは、豪雪の新潟で仕事だった。今年の年末年始の標語は全力怠惰だ。去年の借りはしっかり返してもらおう。ブレない決意を太字で表した。

今年も色々な宣言が出てしまった。僕も色々な宣言をしてきた。
全力怠惰宣言、チェキを初めて撮る宣言、1カ月で100km走る宣言、ビールを飲むためだけに静岡に行く宣言などだ。
そこそこ楽しめた気もするが、かろうじてソロ活動をねじ込んだだけである。やはり友人たちとあまり会えなかった。だから、去年やったFRIENDS BEST SONGSの2021バージョンをやる。

協力してくれてた皆様、ありがとうございました。僕も記事を書き上げたらじっくり味わって聴こう。

①プレイリストのリンク

Spotify

Apple Music

②選曲時のエピソード・コメント

1. Four Year Strong / Seventeen - Remix
原曲よりRemix。メロディーはキャッチーで爆発力があるのに、サウンドがスカスカなのが大好物。

2. SHACHI  / DAYS feat. YOSHIKI EZAKI
この曲が常にあった1年。「悪いことばかりだとしても、そうでもないよ」と今よりも自然に前を向ける1曲。繊細で美しく儚い声も魅力的。

3. DJ CHARI & DJ TATSUKI / Innocence feat. Hideyoshi, Only U, (sic) boy
色々と環境が変わった1年の中で、純粋なフェイバリットソング。去年リリースなことが、今回挙げてもらうまで気づかないくらいの純粋さだ。

4. 透明人間 / FIRE
僕が訊いてから、ものの12分で返信があった。1曲選ぶための脳内トーナメントで、割と早い段階で決着がつくくらいに印象に残っていた曲。多分。

5. Weekly / After School
「K-POPばかり聴いていた1年だったけど、楽曲として惹かれた作品」。そんな理由が僕の知っている本人らしくて、とてもうれしくなった。

6. One Last Kiss / 宇多田ヒカル
即レスでこの曲が来た。理由はあのテーマソングだったからと推測される。この方の日常の文脈とは、恐らくまた違うチョイス。

7. NCT 2020 / RESONANCE
普段は別のグループで活動する23人が集結、それぞれのグループで出した曲を力技で繋げている…のに意味が分からないくらいかっこいい!なんでだよ!

8. BRAHMAN / Slow Dance
6月に観たライブで、セットリストの流れや演出込みで正面から喰らった曲。1年半振りのライブで最高だったし、音源化されても素晴らしかった。

9. 折坂悠太 / トーチ
8のパートナーの方の選曲。理由を訊けなくても、ご自宅にふらっと遊びにいける時勢になるといいな。

10. きらきら星
8・9のお子様の選曲。音楽を愛する夫妻のお子。きらきら星を聴くと上機嫌になるか、すやすや眠るのだと思われる。

11. THE TREES / Marron
好きなバンドに好きなともだちが加入して、好きなバンドのメンバーがプロデュースしたという、好きの逆四面楚歌状態な1曲。完全に包囲された。

12. スピッツ / 大好物
11月リリースのこの曲がすべてを追い抜く勢いで聴いたという曲。ご本人も、今までの価値観を壊す選択をし続けた1年を送った模様。めっちゃ良いね。

13. STUTS, 松たか子, KID FRESINO, 3exes / Presence Ⅰ
今年知り合った方が、こんな遊びに誘ったとき「お声がけいただき光栄です!」と言ってくれて、こちらこそ知り合えて光栄だと思いました。

14. ウマ娘プリティーダービー(V.A) / GIRLS' LEGEND U
4月時点で「今年はこれで」と送られてきた1曲。よほどご本人の感性に響く何かやタイミングがあったのだろう。

15. lyrical school / OK!
訊いてから数日置いてお返事をいただいた。ご本人の聴いている音楽を色々知っているので「おお、これかっ!!」という楽しさがあった。

16. DYGL / Sink
15のパートナーの方の選曲。この方も、ここでDYGLかあ~!という印象。二人ともじっくり考えて出してくれたので、今度ぜひ理由を会って訊きたい。

17. 水中スピカ / Triage
旧作を買ってよく聴いた1年だったそう。あえて今年リリースされた曲を選んでくれた。音楽を新旧聴くことはとても大事だ。

18. Cage The Elephant, Beck / Night Running
今年知って聴いたところ、ガッチリご本人のモードの気分だった1曲。時間差で少し前の音楽を知れたときの、いま新鮮に聴けるラッキーさが好き。

19. YOASOBI / 群青
ご回答いただいたとき「YOASOBI の 群青 ですかね!」と半角スペースを使用し可読性を上げていた。ご本人らしい気遣いで、僕の心が温かくなった。

20. CY8ER / コクハクワープ
CY8ERにどハマりした結果、Spotifyだけで17,474分を再生。上位0.005%のヘビーリスナーとなったようだ。この曲は振付も全パート好きとのこと。

21. papalion / 王様の庭
親交のあるバンドの曲が、こういうタイミングで挙げられることは素晴らしい。僕も将来キャリア30年になっても、人の印象に残る仕事をしたい。

22. 井戸健人 / あなたがみえない
スッと入ってくるのに、何十回聴いても正体がつかめない。いつ聴いても新鮮にハッとできる曲。声もめちゃくちゃ良い。好きな理由の解像度が高いなあ。

23. ALL OF THE WORLD / Walls and a Ceiling
10数年振りの新譜から「やっぱりポストロック最高!」と思わせてくれた1曲。自分のルーツになる音楽へのリスペクトを感じる瞬間は最高だ。

24. STUTS, 松たか子, NENE, 角田晃広, 3exes / Presence Ⅰ
ドラマも好きで、それ以上にフェイバリットソングとして加わった。STUTSと組んでも歌いこなす松さんが最高!

25. NOUGAT / 行かないで
穏やかな曲を聴くことが多かった1年で、12月にリリースされたアルバムにやられた。特にこの曲が一番好きとのこと。ひっくり返された感が分かる。

26. BTS / HOME
BTS沼に陥落。トラックに90s HIPHOPを感じたところ、B.I.G.のJuicyから影響を受けていることが判明。血肉になっている音楽×MIX TAPE時代。交錯した瞬間だった。

27. Biz Markie / Nobody Beats the Biz (Best Of)
今年亡くなったこともあり改めてよく聴いた。hip-hop界の偉大な異人に追悼の意を込めて選曲。この方の「偉大な異人」という表現が僕は好きだ。

28. 藤井風 / 旅路
藤井風が多用するAmaj7から始まるコード進行が心地良い。クラシックギターで弾くと雰囲気が増すとのことで、ギタリストらしい理由のチョイス。

③終わりに

今年もやってよかった。
僕は年末とてもくたびれていて、どうしようかと思ったけどやってよかった。
皆様の2021年の文脈のうちの少しをお裾分けしてもらえる感覚になる。
そして自分の趣味の範囲から飛び出して、色々な音楽を聴けるのがやはり楽しい。
ああ、早く再生ボタンを押したい。皆様も良いお年をお迎えください。それではさようなら。

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