「ないものねだり」より「あるものいかし」。つるまる先生のライター自己プロデュース講座を受講しました
つるまる先生による「ライター自己プロデュース講座」が、ものキャンの追加イベントとして開催されました。
第一回の今日は、ライターとしての強みと立ち位置を考えることをテーマとしています。新聞記者出身でライター歴30年のつるまる先生の指導のもと、自己プロデュースについて学べることを楽しみにしていました。
この講座は、既にライターとして活動している人だけでなく、これからライターを目指す人にも有益だったと思います。本日のnoteは、参加して得た気づきをアウトプットします。
「誰が書いているのか」がこれからますます重要になる
ライター業界は現在、紙媒体からWebへと媒体が多様化し、ライターの仕事も多様化しています。誰でもライターになれる時代になり、参入障壁が低くなった一方で、低単価な案件の受注による消耗も問題となっています。
消耗戦から脱却するためには誰でもできる仕事ではなく「あなた自身が書いている」と分かるような、専門ライターを目指すことが重要です。
ただ、専門ライターになるために、新しい知識や技術を身につける必要はなく、自分の経験や知識を活かすことが鍵となります。
あなた自身の経験と知識をいかすライターになれば、書けば書くほど記事がブランディングになっていく。
電子書籍の出版は、自己ブランディングにおいて非常に相性が良いとされています。
・自分と向き合う
・書くことと向き合う
向き合うことで、どんどん立ち位置が明確になっていきます。
強み、立ち位置に対する誤解
多くの人が「強み」や「立ち位置」を考えるときに誤解しているポイントがあります。
他人より秀でている必要がある(専門資格)
何か新しいことを身につけなければならない
一度立ち位置を決めたら変更できない
たとえば、親を介護中の在宅ライターは、自分の経験を活かして介護コラムを執筆し、介護専門ライターになりました。
介護が終わったら、ライフステージの変化とともに、婚活や終活のジャンルでも活躍しているそうです。
つるまる先生は、日常での経験や感じたことをすべて教材として活用し、自分自身を言語化することの大切さを教えてくれました。
もっと気軽に書いていい。好きなこと、得意なこと、伝えたいこと、書きやすいこと、自分の目的に合ったものを探求し、それを自分のライターとしての軸にしていくことが大切とのことです。
私は現在、ある程度の方向性は決まりつつあるのですが「ずっとこの方向性で行くしかないのか?」と少し不安な部分もありました。ライフステージに合わせて変化してよいと聞いて、すこし安心しました。
数ヶ月前まで、私には「学歴がない」「専門資格もない」「特別な職歴もない」と悩んでいたのがうそみたいです。
専門ライターになるために新しいことを勉強しなきゃ、と意気込むのではなくて、今の私の目線で発信をしていくことに間違いはないのだなと再認識しました。
次回は直営業がテーマということなので、今からとても楽しみにしています。つるまる先生、ありがとうございました。
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