人が神様に求めるのは｢どんな事でもこれに頼りさえすれば何とかなる｣という、1種の万能薬みたいなものだと思う。私たちは、友達でも、趣味でもなんでもいいんだけど、｢これさえあれば、、、｣みたいなものをたまに求める気がする

    私はゲームがすごく好きなのだけれど、現実は浪人生、親もゲームに対してはかなり厳しい感情を持っている(実際3DSは鯖折りになって死んだ)。特にNintendoSwitchがやりたくてやりたくて仕方がない。

    どうしても欲しくなったのと、浪人生活が死ぬほど辛い(というか面倒臭い耐えられない)ので、とうとう買う準備をしてしまった。

だけれども買えなかった。死ぬほど悩んで蹲って結局買わなかった。全部フルで揃えようとすると5万位かかってしまう。何より、メンタルが耐えられなかった、父親が特に怖くて反抗できない。

  けれどもゲームはしたいと言うことで3DSを買った。2年ぶりの家庭用ゲーム機、待望のコンシューマーゲーム機。だけれども、あんまり楽しくない、少なくとも以前のような熱中はなかった。

   きっとSwitchを買ったとしてもあんまり楽しめなかったかもしれない。少なくとも｢これで全てがハッピー｣なんて事にはならなかっただろうと思う。｢神様｣はなかなかいない、求めたり探したりする事そのものが間違ってるのかもしれない、そんな事を感じた。