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ライターとして仕事を選ぶ基準が変わってきた

仕事を選ぶ基準として「単価」がある。文字単価・記事単価・時給・固定月給など。わたしは最近、よほどの低単価でない限りは「人」を基準に仕事をお引き受けするようになった。
「あの人と一緒に仕事をしたい」という基準で、仕事を選ぶようになったのだ。

かつてのわたしは、お金がほしかった。お金を稼ぐために仕事をしていた。生活のために、限りある時間で最大限のお金を稼ぎたかった。だから単価を重視していたし、それは必要なことだった。

ライター生活もそろそろ4年目になり、最低限の生活費を確保できるようになると、仕事の選び方も変わってきた。単なる収入源として仕事を得るのではなく、仕事に「楽しみ」「喜び」「貢献感」などを見出すようになったのだ。

特にわたしが惹かれるのは、経営者たちと直接関わる仕事だ。経営者はとても意欲が高く、やはり一般社員とはオーラが違う。カリスマ性というか、魅力にあふれた人が多い。そんな経営者の方たちと一緒に仕事をすると、わたしもとても大きな刺激を受ける。
経営者は多忙であり、発信活動にまで手が回らないこともある。わたしはそういった部分を支えていけたらと思うのだ。

仕事内容も「書けること」ではなく「書きたいこと」を求めるようになってきた。一般的にWebライターの仕事とは、自分の主観をなくして客観的に書くことが求められ、自分の書きたいことなんか書けないとされてきた。自分の書きたいことではなくて、読者が読みやすい記事を書くのが仕事だからだ。
でも、これからは「誰が書いているのか」が重要になる時代になると言われている。だから、書きたいことをどんどん発信していきたいと思っている。noteなら自由に発信できるし、発信しちゃえばいい。

もちろん、こういった「楽しみ」とか「貢献感」なんかで仕事を選んでいられるのは、ベースとなるお金が確保できているからだ。わたしは主婦で、夫が十分な給与をいただいているから自由にできる面もある。

仕事=いやなこと。つらいこと。
こういうフェーズではなくなったのだなと思う。

いまでも十分に仕事をしていて楽しいのだが、さらに上のフェーズになるとどんな世界が待っているのだろう?


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