#18 人生の半分をこの環境で生きた。

新しい年度が始まり、慌ただしい日々が続いている。

2024年度になり、社会人を18年間今まで生きてきた人生の約半分を今のこの環境で生活している事になる。

正直、実感は無いし子供の頃は時間がもっと長く感じていたからあっという間だったような気がする。

目まぐるしく変わる事もたくさんあったけど、こうやって変わらずにやってきた事もある。転職した人もたくさんいる中でなぜ自分は残り続けているのか?それは多分「趣味を楽しめる時間が確保出来て、最低限の暮らしは出来る」に尽きるのではないかと思う。今の仕事に不満が無いわけではないけど、それなりに今の環境でも趣味に対してやれる事はある。

まぁ、いつまで続けるか?という自問自答はあまり意味をなさない。未来は誰にも分からないのに考え続けても時間がもったいないし、それなら今出来る最大限のやりたい事をやるべきだと思う。

20代ではもっと特別な時間を過ごしたい・必ず意味のあるものしたいという気持ちが強かったが、最近は意味を求めすぎるのも良くないように思えてきた。

意味を求めようと必死になっていると見えないものがたくさんあるからだ。今の環境が如何に恵まれているか、大切なものを失うリスク、何にリソースをさくのか、結果的に何をすれば自分は幸せなのか。

中年になったからこそ見えてくる視野角で、改めて見つめ直すとたくさんの失敗の上に成り立っている今を無理に変える必要性は無いし、意味を追求したが故に、非効率な素敵なことを見落としていた自分に気づいた。

自己中な自分だからこそ分かる、献身的に支えてくれる人の尊さ、優しさに気づいて反省し、自分にも誰かを支える事が出来るのでは?と思えるようになったし、私利私欲に走るより誰かに感謝されることに喜びを感じるようにもなった。自己満足かもしれないけど、自分の知識や経験が誰かの役に立てばいいなと思う今日この頃だ。

なんの節目でもない今日だけど、昔の自分と約束したこと、未来の自分へ託したいことをまだまだやり残した事がいっぱいあるから疲れ切ってぶっ倒れるまで走りぬきたいと思う。

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