ドラムの体験レッスンを受けてみた
まぁ昔からバンドと言えばドラムだよねって思っていた。だってドラムかっこいいじゃん。
中学生の時バンドに誘われたけどキーボードだった。憧れはずっとドラムだったのに。
だからといって自宅にドラムセットを買うわけにもいかないし、ドラムをやる人って防音設備付きの部屋を持つ特別な人なのかなって思ったりもしていた。
ググれば、何でも調べられる時代になって本当にありがたい。ドラムがなくたって、ドラムの練習ができるってホントかなぁって思ったけど、ほんとらしい。
前置き長かったけど、長年の夢、叶ってドラムを始めることにした。
そんな私のドラムのいろはを連載して行けたらと思います
どこでドラムは習えるのかな?
ググりました。大手ではヤマハ音楽教室とか島村楽器とか、都内ならもっと個人的にやっているドラム専門の音楽教室とか実はいろいろあって、でもここは都内じゃないから選択肢をギュッと狭められる。
まぁ、車で35分位の、なの知れた大手のドラム教室に通うことにした。自宅にドラムがないわけだから毎回しっかり叩かせてくれるように個人レッスンにしようと思った。
体験レッスンにチャレンジ!
問い合わせてみると、これがどうしてなかなか空いている先生がいないのだ。体験レッスンで空きがあると言われたのは水曜日と、木曜日だけ。しかも時間的には水曜日一択だった!
Googleフォームのアンケート形式でこちらの状況を伝えた。どんな曲を演奏したいかと言う所では、スピッツのドラマーである崎山さんが叩くドラムの中で好みの曲をいくつかピックアップした。もちろん難易度は関係なく。
2週間後のレッスンの日が待ち遠しくて眠れないほどだった。
レッスン当日
生まれてはじめてのドラムである。どうぞ中に入ってと言われて、どうぞドラムの前に座ってと言われて久しぶりにもじもじした。
感極まりそう。
わー、とか言ってしまった。
ずっとドラムを叩きたかったんです。憧れだったんですって聞かれもしないのにベラベラ喋っていた。
先生はジャズドラマーの50代の方。ハンチングのようなものをかぶっていて、背が高い。手足が長いってきっとドラムにとってはプラスなんだろうなぁとか思いながら話を聞く。
どうしてドラムを?と聞かれたので
もちろん、昔からドラムには憧れていた。でもきっかけはそれではなくて、1番新しいスピッツのアルバムを耳にタコができるほど聴き込んでいたら、突然崎山さんのドラムが耳につくようになった。
うわあ、ドラムってさ、曲の根幹を作ってるよねー。
メトロノームを使って練習するってそういうことなのか、と納得。
(後から知ったけど、ドラムの音って止まっちゃだめだから、スティックを落っことした時にすかさず新しいスティックを掴んで音飛びがないように叩く練習というのもやるらしい!!)
曲の途中から入ってくるドラムの響きがズドン、ズドンと心に響いちゃってもうだめだ。
ドラムやるしかないって思った。
ドラムデビューしてみた
緊張!楽しい!!こんなにワクワクするなんて。顔笑っちゃう!
「坐骨立てて座って背筋伸ばしてみてください。」
お??これって馬に乗ってた記憶が試されてる??
坐骨で身体全体を支えて、手足自由に動かして叩くのがドラム。
共通点見出したよ〜〜〜〜〜!!
経験無駄じゃない。
「もっと大きな音で」
「もっと」
スティックの握り方を教わって叩いてみると、ドラムって改めて左手を使うんだって気づく。
叩き方の強さがバラバラになってはいけないわけだから、左手も右手と同じような音を出さないといけない。
ピアノだってもちろんそうだし、私の場合左手っていつも弱い。
馬に乗ってた時も、もっと左手を意識しないと左右同じように手綱操作をするのは難しいよって言われたことある。
リズム刻むのに左手が弱いのはだめだよな〜とか思いつつあっという間に体験レッスンは終盤に。
「ピアノやっていたということなので、いきなりですが8ビートのリズムやっちゃいましょう」
初めて習うドラムの音符。
初めて叩くドラムの8ビート。
なのに、なのに、ちょっと練習したらいきなり、
「ではこの曲に合わせて思い切り8ビートやってみましょう」
流れてきたのはスピッツの「魔法のコトバ」!!
「ハイ!と言ったら入ってくださいね」
うわ〜〜〜うわ〜〜〜スピッツに合わせてドラム叩くよ〜〜〜〜〜(心で叫んでいる!)
途中止まっちゃったり間違っちゃったりしつつも最後まで行けたよ〜〜〜〜
顔が笑っちゃってるし、嬉しくて楽しくて、終わった瞬間に
楽しい〜〜〜〜〜!!と声に出てしまったよ。先生引くかもって感じだよ。
そして入会する
体験レッスンでまさかスピッツの曲まで行きつけるとは思ってもいなかった。
ドラムやるなら身体もっと鍛えようとか思い始めてた。
もうすぐに始めないとだめだ。
月の途中だから半端になるけど、途中入会もできるとのことなので、迷いなく入会を決めた。
家にドラムを持たないでどのくらいまでできるものか、やってみようと思います。
体験レッスンは想像以上ですよ。
ドラム始めてみませんか?
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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