なにやら楽しそうな学生たち
授業をしていると、ときどき私の意図しないところで、
学生の笑いが起こることがあります。
例えば、授業に遅れた学生がいたとき、
私は、「○○さんは遅刻ですね…」と言いました。
すると、ある学生が怪訝な顔で私のことを見てきました。
そして、「先生、もう一度言ってください。」と言われたので、
「○○さんは遅刻ですね。」
と言いました。すると、
学生の間で、くすくすと、笑いが起こりました。
「先生、今、地獄と言いましたか?」
「…?」
私は一瞬フリーズしましたが、
学生がどうしてそういったのか理解すると、
「いいえ、言っていません!」と、訂正しました。
おそらく学生は、「遅刻」と「地獄」を聞き間違えたのでしょう。
そして、遅れてきた学生に対して「地獄」といったことに違和感を覚え、
笑いが起きたことを察知しました。
タイの学生に限らず、日本語を学習している学生にとって、
「ち」と「じ」、
「ず」と「つ」などは、
聞き間違えやすい言葉の一つです。
私が無意識に行ってしまった言葉で、
学生が勘違いしてしまうこともあるのだな…
と勉強になったと同時に、
遅刻よりも地獄のほうが、
学生にとってなじみのある言葉になっているとは、
どんなインプットの影響なのだろうか…
気になることが増える出来事でもありました。
学生はどこでどんな言葉を覚えているのか、、、
想像するだけで面白いですね!
読んでくださりありがとうございました✨
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