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【ドラゴンズホーム開幕戦2024】

ドラゴンズホーム開幕戦を観戦した。ここのところ、数年はホーム開幕戦だけは観戦するようにしていて、毎年のドラゴンズのスタートを見るようにしている。新外国人選手がヤクルトの本拠地開幕戦で落球して敗戦したこと、ホーム本拠地での前半を見ると、全く昨年と変わらず、弱いドラゴンズの様子が伺えていた。

しかし、その前のオープン戦で細川選手の様子を見ると、構え方がリラックスしたように見え、体もかなりごつくなっていたようで、結果も出ていたのでこれは一味違うところがあるのかもしれないと思っていた。一人軸となる大砲がいるとチームは別物になるからである。そして、気になったのはやはり田中幹也選手で、守備も見ていて安心感があるし、ガッツもありそうで、何か広島の菊池選手のようになってもらえないかと期待を寄せたのであった。

そんな中、3-1の中日ビハインドの7回に、代打大島選手がヒットを打ちノーアウトランナー1・3塁になった時に、1塁ランナー大島選手の代走として、ルーキーの尾田選手に変わり、すぐにこれはよくない采配と思ったのである。というのも、同点に追いつくためのこの一塁ランナーは非常に大事なランナーで、このホーム開幕戦の雰囲気に飲まれて、尾田選手が走塁死してしまう可能性を考えたからである。であれば、そのままベテランの大島選手をランナーに残していてもいいとも考えたのである。

案の定、その後、尾田選手は牽制で挟まれたのだが、なんとかタッチを逃れ、二塁に進塁したが、これは結果オーライということだろう。チーム内のことも知らずに、立浪監督の采配の批判が至る所で聞かれるのだが、今回ばかりはその批判をする人達の気持ちもわかった。

その日に思ったのは、チーム運営は会社経営と何ら変わらず、だけれども、野球などのスポーツは、一つ一つの監督の決断に対して、秒単位で批判が行われるという意味では、全く監督は大変な仕事であるということであった。小さい会社の経営者は、批判されるとしても、悪い結果が出た時か、せいぜい周りの人からであろう。しかし、以前、落合元中日監督が、経営者の方がよっぽどつらい世界を生きているということは印象的なことであった。

まぁ、そんなこんなで、結果的に細川選手の今季初ヒットがサヨナラホームランとなり、素晴らしい今季初勝利の結果に終わったのだが、期待が持てる分、不安も残る、個人的には嬉しい反面、なんとも言えない開幕戦であったのであった。

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