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カント 純粋性批判

5月4日

朝いつもの喫茶でモーニング。昼前から16:00にかけて妻、娘が出かけて妻の友人と遊ぶので送り迎え。昼は妻が作っておいてくれた食事。久しぶりに1人で過ごすことになったが、風邪であまりいい気分でなかった。いろいろやりながら、過去の100分で名著を見ながら物思いに耽った。夜は妻が時間かけて作った韓国テールスープ。作るのに時間がかかるが、体にとてもいいとのこと。

100分で名著、今回は三島由紀夫の金閣寺とカントの純粋性批判。印象に残ったこととして、話の主題とは関係ないが、カントは生涯独身で、一度も育った場所を離れず、その名著を書き上げたとのこと。カントの生い立ちについて詳しいことはわからないが、よくその中でそのような客観的な名著を書き上げられたのだなぁと思った。いつも自分がいろいろな経験をしたほうがいいということについて相反するので印象に残った。成功した、名著を残したから正とするのではなく、カントが言う他者貢献という意味で、名著を残すことによって他者に貢献したということでそれを正とすると、多様な経験がなくても正となるということで。何が正しいかは人間にはわならないということがあるというのがカントの主張の一つでもあるのだが。

また、偉大な思想家の言っていることは大雑把にはけっこう共通するものがあると思った。100分で名著の過去のアーカイブを見てみると、どちらかというと左寄りの人物が取り上げられているのではないかと自分の中では思った。自分のフィルターがそう感じやすくできているかもしれないが、アメリカのPBSのように公共放送は少し左寄りになるのではないかと感じた。NHKで新自由主義の先鋒と言われるミルトン•フリードマンのような人物が取り上げられた印象はあまりないからだ。そういった人物をもっと取り上げたならば、もっとバランス感覚があると思われるのではないかと思った。

ブログを書きはじめて思ったことよかったことは、outputをするとinputをしようと行動することだ。これはネタを探すためなのか、何かはわからないがそうしようとする。いい例が最近自分が自然と本を読もうとするようになったことだ。大学時代からあまり勉強してこなかった自分にとって本をもっと読もうとすることはいいことだ。前回もブログを書くことによって行動的になると言ったが、これもinputの一つだろうか。

なぜ本を読もうとするのだろうか。これは、Blogをインターネットを通じて大衆にさらすことにより、自分の意見を批判から守ろうとして、知識を増やそうとするからでないか。だから、ブログの公開設定はPrivateではいけない。大して読んでいる人はいないと思うが、誰もがアクセスすることが可能だから、落書きと同じであり、一歩間違えばSNSのであるように人を傷つけてしまうこともある。実際の人の前で披露することのように意識することにより文章の質を上げようとするのである。文章力も上がるだろうし、いいことばかりであると思う。

知識を増やせば不必要なリスクをリスクとみなさないことにより選択肢が広がるが、Eテレを見ていると、以外に基本的な基礎知識は義務教育で学んでいるが、それをしっかり勉強してこなかったか、忘れているのでないかと思った。自分としては、娘の成長とともに学校の宿題を手伝ったり、Eテレをみるなどして復習していきたいと思う。

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