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医療被曝リスク(健康診断・人間ドッグ)、今年2度目の健診で親切な医師からのアドバイス

今年度、健保の健康診断は既に受けました。

区からの無料健診の案内もきており、区の無料検査を受けてきました。

同じクリニックで同日予約できない?

4月に予約で健診クリニックへ連絡しました。一度で終わらせたいです。

私の加入する健保の場合、婦人科系はオプション料金が取られるので区の健診で受診することを決めていました。

しかしなぜか同日で予約ができませんでした。
ここで気がつくべきでしたが、同じ検査内容があったようです。

無料クーポンを一旦、全て申し込み

健保の場合は検査内容が記載されており、区の無料クーポンの場合は胃がん検査等の何に対する検査なのかの記載がありました。

健保では何に対する検査を受けるのかが良く分からず、無料分は一旦全て申込をしてしまいました。

診察で親身なお医者さん

健診はいつも空いているところから案内されます。
今日は始めに医師の診察でした、それがとても良かった。

先日も健保で健診を受け、胃造影✕線(バリウム)検査を受けたことを伝えました。

すると、「それが胃がん検査なのでもう受ける必要ないよ」とのこと。
その場で先生から健診センターの職員さんに中止の連絡をいただきました。

医療被曝について

更に色々なことを教えてくださいました。

少なくても被ばくするので、1年に何度も受けることは危険であること。

また胃の検査はプラスで払えば胃カメラができるので、胃カメラであれば被ばくしないこと。

先生はこれまで胃の調子が悪い時だけ、胃カメラを飲むけど、一度も被ばくするバリウム検査をしたことがないとのこと。

予約時には何のアナウンスもなし

同時に2つの健診予約をおこないました。

予約の時点でも、内容について電話でお尋ねはしましたが、「詳しくは分かりません」という感じでした。

本来なら重なっていて、乳がん検診のように年に数回必要でもない、むしろ被ばくする健診を教えていただきたかったです。

また健診当日、健診センターの受付では、今年受けた項目をお伝えしましたが、「違う内容もありますもんね~」とサラッと流されました。

先生は敢えては仰らなかったのですが、健診センターも商売で2つ受けた方が、健保と区からの支払いが発生し売上になります。

健診センター系の医師は、外部からの提携医師(場合によっては日給バイト)の方が多いため、客観的なアドバイスを頂けたのだと思います。

帰宅後、医療被曝について調べました

胸部X線 0.05〜0.3mSv程度
マンモグラフィ 0.05〜0.15mSv程度
上部消化管X線造影検査1mSv程度
内臓脂肪CTスキャン 1mSv程度
PET検査 4mSv程度
PET-CT 8〜10mSv程度
胃造影X線(バリウム検査) 2〜4mSv程度
胸部CT 2〜7mSv程度
腹部CT 5〜10mSv程度

+++++<上記、小池ぶろぐさんより引用>++++
レントゲンなどの検査で放射能を浴びているという認識がない人が多くいます。説明をされていないから、知らなかったという方もいます。

放射線検査を推進するところではだいたいが、「その程度の被曝量だと本当に癌のリスクを高めるかどうかは明らかではない。」という説明をします。

検査を受けない方がいいと言っているのではありません。検査を嬉々として受けている方を見ると、リスクのことを考えているのか疑問です。

何らかの検査で明らかに異常があると思われる場合に、放射線検査でその状態や広がりを見ることは必要だと思います。

しかし何の異常もないのに、リスクを全く考えず、高いお金を払って検査を受けている人は健康診断や人間ドックでのリスクを全く知らないのではないでしょうか?

検査だから、カラダにダメージがあるなんて想像もしないのでしょうか?
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考えせられるものがありました。

事業者(会社)に義務付けられている健康診断

会社は従業員に対し、1年に1度以上の健康診断を受診させなければいけないことになっています(安全衛生法に基づく)。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000103900.pdf

忙しくて予約をうっかり忘れてしまい、もし予約をしていない場合、最近では強制的に予約を入れられてしまう会社も出てきました。

会社は年齢共に健康のため、安心のためと、バリウム等の検査項目を増やしていきます。

けど基本項目に入っているバリウムが医療被曝することは一度も聞いたことがありませんでした。

健診を薦めるのであれば、そのリスクも会社として知らせて欲しかったです。あたかも健康のためと受けさせる項目で被ばくし体をリスクにさらしているとは・・。

来年以降は被ばく最低限の内容で計画を立てて受診をしていきます。

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