バンザイマン

みんな生きてていいんだよの伝道師

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最近の記事

準備企画に関わってくださった全ての方々へ感謝を込めて

お客様へ ご来場、ご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。多くのお客様にお越しいただきました。いつもありがとうの方と、お久しぶりですの方と、はじめましての方と…ひとりひとりお顔を思い出してはじんわりと、柔らかな温かみを感じます。皆様がいるお陰で私は存在しえます。拍手を食べて生きています。本当に本当に、ありがとうございます。 私自身の不足により、今回いきなり本公演を行うことが難しく、まず準備企画をやろうと決めました。結果としてとてもよい機会を得られたのではないかと

    • CAFE BIANCA を終えて~Neo~

      まずは、ご来場&配信視聴誠にありがとうございます!6/9まで配信販売中なので、まだご覧になられてないかたは是非よろしくお願いいたします~! 去年の有観客公演中止からリベンジということではじまったビアンカ2023。リベンジというより新しくひとつの作品をつくるつもりでつくったと、何ステ目かの後説で主宰のかなこさんが言っていた。創るということに対して真摯でアツい人なので、必然的にそういう取り組み方になるのだと思う。大好き。そんな主宰に引っ張られたのか、元よりそういう集団なのか、み

      • 反省

        頭では間違っているとわかっていても、相手に自分と同じ熱量で対話することを求めがち。あとになって、あーあって気づく。大事にされてなくて悲しかった。相手はそんなつもりないだろうけどって溢したら、「それはあまり関係ないよ、大事にするっていうのはふたりでつくるものじゃん」って言われて少し楽になれた。

        • CAFE BIANCA を終えて

          まずは、無事に配信収録を終えられたこと。共演者のみんな、スタッフの皆様、脚本家の先生、そして主宰の斉藤さんに最上級の感謝を。ありがとうございました!普段ならここに、「観に来てくださったお客様」が入るんだけどね、まだ観ていただけてないので、不思議な感覚だね。購入してくださった皆様、誠にありがとうございます。配信開始までもうしばらくお待ち下さい。 今回、有観客上演を断念し、配信のみの公演になったこと、悔しさがないと言えば嘘になる。しかし、17名ひとりも欠けることなく板に乗る、こ

        準備企画に関わってくださった全ての方々へ感謝を込めて

          秋は青殺したい季節

          こんばんは。これは日記です。 もう立冬を過ぎたから、暦の上では冬らしい。けど気象庁の基準では冬は12月かららしい。試しにGoogleで「いつから冬」って検索してみたら12月22日(木)ってでてきた。何基準かは知らない。今年のクリスマスイブは土曜日になるなぁとふと思った。私の誕生日。 夏は眩しすぎてよくみえない分、秋は空が濃くみえるね。秋が一番好きな季節かもしれないなあ。でも冬季鬱持ちなのでこれからどんどん病気っぽくなってしまうと思うと身構えちゃうね。こんな夜中にノートだらだ

          秋は青殺したい季節

          黄昏の光を終えて

          わりとネガティブな内容が多くなりそうなので嫌な人は回れ右してね。 わたしが演じた清掃員の塵紙多恵さんは、全四幕あるうちの三幕で初めて登場するキャラクターです。大切な人を失い、生きる気力を失った保を励ます役割を担っています。 出番が多くあるわけではないのに、多恵さんには死ぬほど苦労しました。本当に頭おかしいと思われると思うのですが、毎日多恵さんと喧嘩していました。比喩ではなく、独り言ぶつぶつ言ってる内容が全部多恵さんとの喧嘩でした。役を理解できないとかそういう範疇を超えて、

          黄昏の光を終えて

          役者なんて生きていれば誰にでもできることだけど

          東京に来て、予想外に桜が咲くのがはやすぎて、追い付けないまま散ってしまいました。ビル街は眩しすぎて目が痛くなるのでいつも薄目で歩いています。恋に慣れるのが遅すぎたので、というかまだ慣れてないのでいつだって過激派で、己の首を絞めてしまいます。 役者というものは表に出ているけども、本当は裏方で、自我なんて出すモンじゃなくって、演出家の、監督の、脚本の意図をできるだけ正しくお客様にお届けするための出力機であるべきだと思ってました。いや、機械っていうのはちょっと言い過ぎかも。生感

          役者なんて生きていれば誰にでもできることだけど

          何がDMMだ、 。

          役者って、上手いとか下手とか、評価されてるようならまだまだなんだと思う。 お芝居の主役は脚本だと私は考えていて、役者というのはそれをお客様にお伝えするためのツールでしかない。だから私は、「良い演技だったね」と言われるよりも「良い舞台だったね」もっといえば「良い話(脚本)だったね」と言われた方が嬉しい。私の演技がどうだったとか、そんなものは記憶してほしくない。物語を純粋に楽しんでいただきたい。そのための役者だと思っている。 話は変わって、先日リーディング公演に出演致しました

          何がDMMだ、 。

          君の隣。感想

          すくなめは一緒に歩くとき必ず腕を絡ませてくる。最初はちょっと苦手だった。林間学校でマイムマイムを踊ったとき、隣の女の子に手を繋ぎたくないと言われ、体操服を一生懸命伸ばして肌が触れないようにしていたことを思い出してしまう。それでもお構いなしにすくなめは腕を組んでくる。いきなりハグしてくるし、急に顔を近づけたりしてくる。それは私が過去を乗り越えるための材料として十分だった。 そんなすくなめの開いた個展「君の隣展」に行ってきた。 脚本とか脚本の赤ちゃんとか映像とか話したいこと

          君の隣。感想

          砂糖少なめ~ちゃん

          もしもーし。聞こえる? 砂糖少なめとはミスiD2021からの仲であり、しょっちゅう電話をしている。でも正直なところ、音質のせいなのか半分くらいしか聞き取れてない。はやく東京にいかなきゃと思う要因のひとつである。という文章を今電話口にいる砂糖に読み聞かせたところ、「はよこいや」と歌い始めた。これは聞き取れた。 Twitterではかなり仲良くしてたが、砂糖と実際初めて会ったのはミスiD2021の卒業式だった。砂糖は卒業式で、トイレから出てきたばかりの私の腕を強引にとり「連れシ

          砂糖少なめ~ちゃん

          一般社会で生きていけるメンタルか、一般社会から離れても食っていける才能のどっちかは欲しかった。

          凡人でありつつどうやら普通ではないらしいので、普通に働いてただけなのに病気になってしまった。もう1ヶ月半くらい働いてないしクリエイティブなこともしていない。YouTubeに転がる大学生クリエイターの全てに嫉妬したり、寝たり、うんこしたりしている。 ミスiDの審査期間が終わり、何かに強いられて死にそうになりながらやっていたかわいいのための努力を一気にやめた。当然ニキビと黒ずみ毛穴だらけの顔になった。YouTube広告に騙されてうっかり毛穴ケアクレンジングを買ってしまったが顔が

          一般社会で生きていけるメンタルか、一般社会から離れても食っていける才能のどっちかは欲しかった。

          ミスiDまとめ

          上文章は私のミスiD応募書類自己PRの最後の文です。この句点を打って始まった長い長いミスiDバトル・ロワイアルがあと1週間とちょっとで終わろうとしていますね。あの頃は毎日寝間着のニートでしたが、今はスーツを身に纏い、アポのことをすっかり忘れているであろうお客様のことを待ちながらこの文章を書いています。 さてさて先程の添付画像を見たらわかるように、私がミスiDバトル・ロワイアルを終演させるには合言葉が必要なのです。「優しい言葉」を手に入れないと四月十一日が過ぎようが地球が

          ミスiDまとめ

          心に生きると書いて性の話

          性についてのカミングアウトなんて言葉が存在しない世の中が理想なので今までハッキリ明言したことはないけど、私はたぶんバイです。いや違うかもしれない。毎晩枕を濡らすほど好きな女の子がいたのは事実です。人生が狂うほど執着した男の子が居たのも事実です。両方好きになれるならバイじゃんってことになるのかもしれないけどなんか違うんですってこの話は始めたら終わらないので置いといて、 突然ですが、私は下ネタを呟くための鍵アカウントを持っています。裏垢とはまた別の立ち位置なので、下垢とでもいい

          心に生きると書いて性の話

          BZM 解説

          今回、生まれて初めて音楽をつくりました。なかなか踏み出せずにいた一歩を、友人である彩脳ロメオ様の協力のもとやっと地面に叩きつけることができました。才能なんてそもそもないし他人の才能を借りてきている状況ではあるのですが、それでもなにか一つ形になるものを手にできたのがうれしいです。 この曲はバンザイマンの自己紹介のような側面をもちつつ、私から見た世界の他己紹介でもあります。タイトルは「びぃーずぃーえむ」って読んでね。細かい歌詞の解説は野暮だからしません。そんな簡単にわかられてた

          ポジティブなはずのリストカットの話

          私とリスカの出会いはたぶん中学二年生の頃。姉が私のベッドの上で大量の血を流していた。腕も脚も、切り傷というより、ぱっくりとした割れ傷(ってものがあるか知らないけど)がたくさんついていたのを覚えている。でもそれをみて私は姉を心配するより先に、自分のベッドに血痕が残る心配をした(薄情すぎる)。そもそもリストカットというものが当時よくわかってなかったので、姉の行為の意味がわからなかった。てかなんで私のベッドでやったん二段ベッドなんだからちょっと梯子登ったらお前のベッドじゃろ。って思

          ポジティブなはずのリストカットの話

          子ども劇団を作りたい

          まず私がこの話をする前に、私の人生について軽く話しておきたい。 私は学校にも家にもなんとなく居場所がない小学生だった。 勉強はそれなりにできた。そして学業に対して熱心で真面目だった。真面目すぎる故に、誰も私と仲よくしようという人はいなかった。友達と思ってるひとはいたけど、遊ぶ約束をした日に居留守を使われ、仕方なく帰るところを窓からクスクス眺められたりした。みんなは集合時間が私より早かったのね。いじめと呼べるような暴力的なものはなかったが、そういうことが度々あった。 実家

          子ども劇団を作りたい