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2023年 6回目のキャンプ in 裾野・大野路ファミリーキャンプ場(2023/10/6〜10/8)

 前回の、1月の2回目キャンプから、ずいぶん間があいてしまいました。
 別にサボってた訳じゃなくて、我が家の定番キャンプ場ばかりだったので、あらためて書き出す必要もないかなぁ、と。
 ちなみに、修善寺とか野辺山とか野辺山とか行ってました。かみさんの職場カレンダーの都合もあり、以前より連続した休暇が取りにくい関係で、泊数も回数も減少傾向です。
 で、今回のキャンプ場は静岡県裾野市にある『大野路ファミリーキャンプ場』です。ここは日本初のオートキャンプ場として有名なんですよ。以前から気になっていたキャンプ場でもあり、期待値はごんごんと高まります。


まずは予約だ

 インターネットサイト(テントサイトと区別するためにこんな書き方してます)で予約方法を確認しました。なになに、繁忙期や3連休以上は電話予約、それ以外は予約フォームから申込みとな。今回は3連休の前日から入りたいので、9月13日にフォームから申込んでみました。自動返信があり、担当者さんからの返信は翌々日。ひょっとしてもう埋まってるんじゃないかと心配していましたが、初日が平日のせいか、すんなり取れました。確認事項のやりとりをして、料金は前払いで振込とのこと、金額と口座と締切日の連絡をもらい、事前の連絡は完了です。指定日前に振込んだけど、特に受取りの連絡はありません。

かみさん、事件です

 昨年夏に購入した、ロゴスの2ルーム(オプション付けて3ルーム)、1月以降のキャンプでも大活躍でした。当然、今回もそれで行くつもりだったのですが……。

庇もお部屋になっちゃいます。

 なんと、ある懸賞企画に申込んだら、2等当選でなんちゅうか本中華メーカーですが大型ワンポールベルテントが届いてしまいました!
 オクタゴンの頂点間距離5m、センター天井高さ2.8m、壁面高さ1.4m、約12畳弱と、これはもうゲルと言うかパオと言うか。

カッパ怪獣テペトみたい

 でっけー。これはでっけー。ロゴスの3ルームが全長約6.3m×幅3m。約12畳強ですから、実際の床面積は微々たる差でこちらの方が小さいのだけど、インナーテントで区切られたり、横幅が狭かったりするのに対し、完全ワンルームで、基本的に室内は靴が脱げると言うのも、広さを感じさせるポイントでしょう。
 それと、こちらの方が設営が簡単。3ルームは基本的にドームテントに近く、アルミポール4本をスリーブに通して立ち上げて、ポール両端を固定してロープを張るのですが、工程は単純だけど1人では立てられない。対してワンポールはフロア外周をペグダウンしてから真ん中のポールを入れたら、80%は設営出来たようなもの。あとはガイラインを張れば良いだけなので、1人でできるもん、なのです。

キャンプはなかなか始まらない

 2023年の10月6日は金曜日、平日です。
 かみさんの健康診断が予約されているので、午後は休むそうです。なので私もお休みしました。
「なるべく早く帰るので!」
 そう言ってかみさんは出掛けて行きました。私はその間にキャンプ用具の積込みをします。今回のテントは25kgもあるので、なるべく積み下ろしが楽な場所に配置して、買ったけど使ってないハンモックも持っていく事にしました。なのでもう汗びっしょり。

車「ひぃ」

  シャワーも浴びて、もう出発するばかりで、かみさんの帰宅を待ちます。ところが健診センターの連携が良くないらしく、待ち時間が長いと愚痴が届くばかり。仕舞いには「昼寝してて」と。ソファーで横になっていたら、老猫がやって来て一緒に寝ろと。下手くそなゴロゴロを聴きながら、少しうとうとしてました。

出掛けるのがわかるのかも

 お昼を回る頃、ようやくかみさんは帰ってきました。急げ、出発だ!

広くて平らで芝がきれい

 我が家から大野路ファミリーキャンプ場までは、順調なら車で1時間と少し。東名高速に乗って駒門SICで降りれば、すぐに着きます。ああ、近いって良いなぁ。

左奥に我が家が見えます

 受付をして、ついでに薪も買って行こう。最近のキャンプ場では薪も贅沢品だけど、ここは普通の価格帯です。
 スタッフさんに案内してもらい今回の区画に到着しました。広さは8m×10m、ワンポールと車がギリギリ収まる広さ。芝生はきれいに刈り込まれていて、掃除も行き届いてます。とても気持ちが良い。

すっきり。右手側に富士山がありますが、木で見えません。
ひろびろ。向こうに見えるのは箱根でしょうか。

設営が早い!

 3ルームだと、およそ2時間はたっぷり掛かります。テント内に入れる物も、一旦は広げたシートの上に仮置きし、展開してから中に設置するのだけど、場合によっては2人で運んだりも。ところがワンポールはテント設営に30分、カーペットを敷いてしまえば、もうどんどんテント内に運び入れて、そこで展開すれば良いので工程が簡略化されます。今まで外やリビングの地面に置いてた物も中に設置出来て、汚れや後の拭き取りも必要ない。細かい手間が省けるだけで、1時間少しで設営が完了しました。

高級感?

 設営が早いと時間的にも精神的にも余裕が生まれます。素早くワインを開けて、キャンプの乾杯をしました。もうすでに気分が良い。

この時間、この瞬間のためにね

 金曜なので露天風呂は休み。その代わり本館の展望風呂がキャンプ利用客料金で入れました。少しぬるめなので、ゆっくり入るのがポイント?

あとは楽しむだけ!

 本当は3泊のつもりで予約もしてました。しかし連休後半が雨予報。濡れた巨大なテントの撤収は避けたいところ。それで2泊に変更したんですが、このキャンプ場は前日までならキャンセル料が掛かりません。なんて良心的。
 と言うことで、行きたかったアクティビティをひとつ諦めた代わりに、今回は徹底的にのんびりしてやります。そしてかみさんには美味しいものをいっぱい作ってやろう。

秋刀魚のスパイスソルト焼とキノコご飯、風呂吹き風大根
イングリッシュマフィンに黒毛和牛のステーキと野菜のグリル、ソーセージエッグ
焼き餃子入りおでん、肉まんカレーまん
骨付き手羽のカリカリ焼き、骨付きラム肉のステーキ・焼き加減は自分で
ペペロンチーノ味炊き込みご飯

静かにキャンプの夜は更けて

 キャンプの醍醐味はやはり焚き火ですよね。
 火を構いながら飲むお酒は格別です。

焚き火
デコレーションしてみた

 実は2日目、土曜日の夕方から3時間ほど激しい雨が降りましたが、雨漏りもなく、結露もなく、さらに芝生がきれいなので泥のハネもありませんでした。
 20時過ぎには雨も上がり、焚き火も出来て良かったです。
 また、金曜の夜は広いエリアに我が家だけで、当たり前に静かな夜でしたが、ファミリー勢に埋め尽くされた土曜日の夜も騒ぐ様な不届者も居なくて、ひさびさに快適なキャンプとなりました。これは利用客層も良いのかも。
 ただ、トイレに近いフリーサイトエリアでは、音楽かけたり占有禁止のかまどを独占したりのヤカラが居ましたね。あんなのと隣接しなくて本当に良かった。

名残惜しいは良いキャンプ

 日曜日、撤収の朝。弱いながらも朝日が差してます。昨日の雨は戻ることもなく、テントもまあまあ乾いてる感じ。ただ、スカート部分には水が溜まってます。
 朝ごはんは、私が食べなかったペペロンチーノ味炊き込みご飯の残りに水とチーズ、クーラーボックスに残った食材を足してリゾットにリメイク。それとハチミツに赤ワインを足した温かい紅茶。消化が良くて身体も温まり、撤収作業のエネルギーになります。
「まだ帰りたくないー」
 うんうん、気持ちは良くわかる。このあと雨さえ降らないならもう1日いたい。でも、予報では昼から雨で、月曜日いっぱい降るらしい。今回は残念だけど帰ろうね。
 テント内で小物を片付け、コットやマットにシュラフを畳んで、積み重ねて行きます。いつもなら最初に積みたいテーブルを最後まで残して置く必要があって、なかなか積込みが進まないのだけど、今回は先に畳んでも問題なし。なのでとてもスムーズに進みます。最後の最後に濡れたグランドシートを雑に畳み、ビニール袋に詰めて積込み完了。なんだかとても寂しい気持ち。それだけ楽しいキャンプであり、良いキャンプ場でした。

 帰宅途中に須山浅間神社を詣でて、その後に御殿場の山崎精肉店で馬刺しを購入。これまた素晴らしく良い肉質で、大野路ファミリーキャンプ場に来た時の楽しみも出来ました。御殿場ICからは1時間ほどで我が家ですから、これまた理想的な距離感です。こりゃ「お馴染み」が増えちゃったなぁ。

須山浅間神社
♡(猪の目)の窓が開いた石灯籠
覗き込むと本殿が見えます。この灯籠を見つけられれば恋愛成就とか

データ

宿泊費(普通サイト/車1台/5人まで)
オフシーズン/平日  ¥4,500-
ハイシーズン/3連休 ¥5,500-
電源サイトあり
ペット同伴サイトあり
全面芝サイト
水洗トイレ ウォシュレット付き 少し古い
直火禁止 芝保護用の丸い木板提供あり
水は富士の湧水/お湯なし
ゴミ回収あり スチール、アルミ、びん、燃えるゴミ
(プラ、ペットボトル、灰炭は燃えるゴミに)
場内に管理棟あり 夜間緊急連絡電話番号あり

以下別料金
受付で各種薪販売 ¥500〜¥1,000-(針葉、広葉の種類、量による)
入浴施設あり キャンプ利用客は¥600-(要、証明提示)
飲料自販機あり(酒類は22時まで)
子供用アスレチック
マス釣り堀
グラウンドゴルフ(オフシーズン 15名以上のコンペ利用 予約制)
レストランあり
公式サイト:https://oonoji.co.jp/camp/