日本人のソフトウェア軽視と、7月19日の日記
伊藤祐二『VRインパクト』の最初のところを読んでいたら、こんなことが書いてありました。
アップル、オラクル、グーグル、セールスフォース・ドットコム、マイクロソフト、錚々たるソフトウェア企業のビッグネームである。
翻って、日本国内で創業したソフトウェア企業で、これらのビッグネームに比肩しうる企業があるだろうか? 答えは「否」だ。
この疑問に対して、「日本人は独創性に欠けている」とか「カリスマ性を備えた経営者がいない」という指摘があるが、それは違う。日本には優秀な技術者、経営者はたくさんいる。
ではなぜなのか?
日本では伝統的に、形あるもの(モノ、機械やハードウェア)には惜しみなく金をかけるのに対して、形のないもの(アイディアやソフトウェア)には金を惜しむという性質がある。
例えば、新しい機種のデバイスが発売されれば行列を作って購入するが、新しいアプリケーションをダウンロードするときに料金がかかれば文句を言い、本来違法である無料ダウンロードがもてはやされる。
長々と引用してしまいましたが、ほんとそうだなあ、と思いませんか?
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