新年。
今年は早々からいろいろあって寿ぐような空気じゃないけど、被災したわけじゃない。当事者でもない人間が語れることなんてあるわけもない。
自分に出来ること、することを粛々とこなしていこうと思う。普通に生活し、経済を回していくのもその一環。なので例年通りの寝正月してた。

おそらく年末年始のこの休暇が一番飲酒量が多い。
一年お疲れ様の解放感と新年の特別感でついつい飲みすぎる。
年末は30日に仕事を納め、大晦日は年越し蕎麦を食べると言う理由の下にお世話になっている蕎麦屋さんで飲み、新年は初湯で朝湯、初詣から実家へ帰り…いや、その前に元旦営業している店で飲んだな。で、実家に帰れば帰ったでとりあえず缶ビールのプルタブをさっさと起こす始末。そこから日本酒、ビール、シャンパン、ウイスキーとまあ呆れるほどに節操なく。
大人になってからの「お正月」というのはとにかく「飲む」という行為と紐づいている。
気ままに一人で家庭も持たず（正確には持「て」ず）の人間が新年を迎える4日間の長い休み（だいたい毎年の最長休暇です）を過ごすに酒は良き友。
とは言え自宅でひとり飲むならこれほど侘しいものもなく、やはり一緒に飲めて話せる人がいればこそ。
我が両親と友人たちには付き合ってもらい、毎年感謝でございます。

さすがに飲み疲れは実感している。
この歳にして七草粥の意味がよくわかるようになりました。