留学

初投稿

はじめまして、都内の大学に通うバーバです。去年の夏から大学を半年間休学して現在カナダに留学中です。今は大体4ヶ月が過ぎたあたりなんですが、ちょっと予想以上に色んな経験をしたので文章化したら面白いかななんて思って、俺の話を期待してる友達とかこれから留学してみたいなって考えてる世の中の人に向けて伝えていきたいと思います。

はい、自己紹介おしまい。ですます調はもうやめてさっそく本題に入りたい!「おい、一つの文章の中に常体と敬体をごちゃまぜに書くな」という文豪おじさんがいたらすいません。

期待に胸を膨らませたホームステイ

ホームステイってなんか憧れない?とりあえずそんだけの理由で最初に住む場所はホームステイだ!って決めた。別に寮でもアパートでも選択肢は色々あったんだけど、俺にはホストファミリーに囲まれながらわいわい楽しく生活するっていうホームステイに強い憧れがあった。だって海外で生活するのなんて初めてだから、実情なんてなんも知らないから。俺の通ってた高校には2週間だか3週間だか忘れたけど選ばれし者だけがアメリカへ行ってホームステイできるっていう制度があった。だが俺は落選していけなかったのだ!だから今度こそホームステイをして第二の家?カナダの家族?を作ろうと意気揚々と成田を旅立った。海外の家族ってみんなフルハウスとかホームアローンで見たような賑やかな大家族だと思い込んでいた。

マウンティングゴリラ

10時間弱のフライトを終えバンクーバー空港に到着。めちゃくちゃ乗り物酔いするタイプの俺は、成田で見送りに来てくれた友達とビール飲んだせいもあって気持ち悪くて一睡もできなかった。バンクーバーに着くとエージェントが手配してくれた車でステイ先まで送ってくれることになっていたので乗り込んだ。ちなみに運転手は日本人のおっちゃんだったが、こっちに15年くらい住んでるらしい。

運転手「大学生?どこに通ってるの?」
俺「〇〇大学です」
運転手「へえ、うちの息子はアメリカでMBA取ったよ」

おや?おかしいぞ。いやいや、別に普通に会話してるだけか...

運転手「趣味とかあるの?」
俺「バイクが好きです、シャドウってのを中古で買って乗ってます。」
運転手「僕は最近新車でドゥカティとBM買っちゃって、300万以上とんじゃったよ」

むむ?やっぱりおかしいぞ。いや待て待て、まだわからん...

運転手「どこらへんいつも走るの?」
俺「甲州街道とか府中街道ですね、夜中は道がすいてて気持ちいいですよ」
運転手「でも日本は道せまいよね」

心の中のオードリー若林「だめだこいつ会話できねぇわ」


いいんだ、俺は別にこんなおっちゃんにマウントとられるために海を越えて来たわけじゃないんだ。ホームステイ先に着けば、ミシェルやジョーイおじさんみたいな愉快な家族がきっと待ってるんだ。そう思いながら家に着くまでの30分間、おっちゃんのジャブをかわしながら窓の外を眺めて過ごした。意外と日本車多いなぁー、右車線ってなんか変な感じするなーなんて考えていると、ガーデニングの行き届いた綺麗な広い庭を持ついかにもザ・西洋みたいなおしゃれ家にたどり着いた。やっと夢に見たホームステイが始まるんだ!運転手のおっちゃんにお礼を告げてさっさと荷物を降ろし、早歩きで玄関先まで歩み寄った。

前置きが長くなってしまった...
しゃーない、本題のホームステイの現実については次回書きます





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