みなと妻
港が見える 小さなホテル
あなたの入船 待ちました
久しぶりです 三月半
元気でいたかと ほほえんで
潮の香りを まぜながら
そっと私を 抱きました
たった一夜を 過ごした港
明日は出船の 北航路
いつの日逢える 不定期船
焦がれる想い 胸に抱き
待っております 帰る日を
私はこころの みなと妻
★ 平成二十三年十二月六日 ©Hyosaku Horiguchi
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