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シニア 枕草子③

女王まりか様の記事へのコメントから思い出した事です。
女王まりか様、BON103様、勝手にお名前を出してしまい、非礼をお詫びしておきます。

失礼しました🙇🏻。

日本語は変化しやすい言語です。
江戸時代には、北前船?などの交易で方言が通じない場合、「歌舞伎」のような言い回しを共通語として使われたとテレビで言ってました?多分。

日本の首都は明治維新までは江戸に幕府があっても、長らく京都でした。

古来から国司などの職を得た人、その周辺のお役人さんは、京都から全国へ移住しておりました。

そのため、日本語の方言は京都を中心にして円状に近い場合があります。

地域性もあり、距離的に近い場所で似たような方言もありますが、自分の居住地は四国の北東部ですが、同じ県内でも南にいくと京都からの円状変化で言うところの北の円に位置する滋賀県とよく似ています。

自分の辺りは語尾の基本は「じぇ」です。少し南下すると「じょ」になり、それより南は「き」「け」となり、この辺りが滋賀県と似ています。
更に最南は「き」「ちゅう」です。

県内でも仕事の都合で引越してきた方と話すと時々言葉が通じなくなります。

イントネーションも全く違います。

去年朝ドラで放送された「らんまん」の主人公のモデル、牧野冨太郎博士は、ずっと高知県の主要方言をわかりやすくしてあり、語尾は「き」を中心にされてました。

多分全国放送で通訳が必要ない、わかりやすくして、しかも高知県らしいセリフにしてあったと思います。

自分の居住地でも90歳以上の方の方言は違っています。
例えば上腕部から肩の事を「やね」と言います。

使用例「やねが痛うて、手があがらんでない」初めて聞いた時は、屋根が痛いために、手が上がらないとは、認知症なのか?

それは失礼です。共通語に訳すと「肩や上腕部が痛いから、手が上がりません」でした。
最早「やね」は福祉用語です。高齢者しかお使いになりません。
「ない」は「ます」の丁寧な表現でこれも高齢者限定?

最後に、ローカルテレビでよく出るのを1つ。

「あるでないで」


あるのか無いのか。
上記の「ない」の使用例です。

「あるでしょう」か「ありますよ」が無難な訳になります。

かなり字数を使ってしまいました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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