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SFCでの学生・研究生活

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2014年からの慶應SFCでの学生・研究生活をまとめます。
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記事一覧

【ご報告&決意表明】

2024/04/01 本日より新年度!! キャンナス代表の由美さんにお声がけいただき、1/2よりキャンナスのバックオフィスチームとして活動してきました。 特に、SNSに関しては支援活動をメインに、自身のことに関して最小限の発信にしてきたので、1〜3月の活動と新年度からに関して、いくつかご報告と決意表明させていただきます。 まだまだ、現地には必要な支援はありますが、本日より自分は学業に戻り、落ち着いたタイミングでその時にできることをやりたいと思います。 【報告】①経産省

#今年やりたい10のこと

『ともに生きることば』英語ジャーナル採択(4月までに) 『ともに生きることば』をデザイン学会の作品投稿に採択 『ともに生きることば』の英語版冊子の出版(ジャーナルが採択後) 博士卒業/博士号取得(春学期中に) 継続的に研究を続けていくためのNPOを設立(申請準備中) 地元大磯で何らかの形で町政に関わる(研究者という立場で) 『ともに生きることば』のwebサイト設立(秋以降) ともに生きるケアを海外に広め、発信していくサイトの設立 地元大磯で子育て世代を支える一

【2023年振り返り】研究の成果報告

今年の研究の成果は、 念願の原著論文(ジャーナル論文)が採択されたことです!!👏👏 これとは別に、1本、事務的照会の上採録となっている原著論文もあり、年末年始で修正し、来年の2月に発行予定です。 それ以外は、国際会議・カンファレンスで、基調講演(Keynote Presentation)を1回。ポスター発表を1回です。 今年は、博士卒業に向けて、これまでの研究をまとめるとしになったかと思います。 来年は今の研究を始めてちょうど10年目。 この節目の年に、博士号取得を目指

約1ヶ月の勉強で合格:慶應SFCの英語・小論文対策(執筆中だけど先行公開)

⭐️途中段階でも役立つ人がいると思うので先行公開します。⭐️ このnoteでは、慶應SFCへの入学を夢見る高校生の皆さんに、私が実践した勉強方法と合格のための秘訣を共有したいと思います。特に、英語と小論文の試験対策に焦点を当て、皆さんの合格への道をサポートします。 「慶應SFCに入りたい!」その一心で頑張る皆さんへ、この記事が一助となれば幸いです。 ①はじめに私は、慶應SFC大学院、政策・メディア研究科後期博士課程の大学院生です。学部時代は環境情報学部で学び、修士課程も

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【活動の足あと】博士進学&修論執筆

※写真はフィールドワーク帰りの福岡市内上空 年内の大きなイベントも終わり、全国のフィールドワークも終わり、修論の執筆の集中モードに入ります。色々考えてしまうと、止まらなくなってしまうので、各種SNSのアプリを消し、情報を遮断します。 ちょっと早めの振り返りとなりますが、今年は、一気に視野が広がった年でした。デンマーク研修から始まり、イギリス、ドイツ、スイス、マレーシアへの海外の視察。様々なインプットを福祉、環境問題、地域づくり、などなど、様々なフィールドで全力で駆け抜けア

【研究の社会実装】ビジコン・アワードへのチャレンジ

長かった学生としての研究生活の終わりが見えてきている中で、卒業後、どのように社会実装させて行くのかいろいろと悩んでいます。 ひとまずは、ビジコン、アワードにひたすら出しながら、提出フォーマットを埋める中で内容を磨いたり、プロの方達にフィードバックをもらいよりよくしていこうと思っています。 提出したのは、『ともに生きることば』を中心とした、ともに生きるケア実践の実践事例を共有するためのwebプラットフォーム事業です。 その他に、課題先進国である日本の介護現場での実践を世界

「対人援助学会」の学会誌に投稿した論文『介護現場におけるケアの経験共有を促す方法の提案 ―ケア実践のパターン・カードを用いたワークショップ―』がアクセプトされました!!

【シェア歓迎: 研究報告】 2023/10/5 ​ 「対人援助学会」の学会誌に投稿した論文『介護現場におけるケアの経験共有を促す方法の提案 ―ケア実践のパターン・カードを用いたワークショップ―』がアクセプトされました!!👏👏 「ともに生きることばカード」を用いてお互いの経験共有を促す際の効果を検討する研究結果をまとめたのもです。 ​ これまで様々な形式でカードを使った経験共有のワークショップをしてきましたが、論文としてまとめるのは初になります。 ​ 修士、博士初期の研究なた

論文の投稿先に関して(MDPI)

今日は博士課程の論文投稿先について、特にMDPIという学会誌に焦点を当てて話をしたいと思います。この話は私自身の体験に基づいていますので、何かの参考になれば幸いです。 経緯博士課程の要件にはジャーナルでの論文掲載が2本必要で、自分の研究テーマに合ったジャーナルを探していたところ、MDPIという学会誌に出会いました。特に「International Journal of Environmental Research and Public Health」という学会誌が気になり、

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「パターンがもたらすよさ言語化」プロジェクトのマイニング・インタビューを受けました。

 自分が所属する慶應SFC井庭崇研究室の「パターンがもたらすよさ言語化」プロジェクトメンバーからマイニング・インタビューを受けました。  久しぶりに、卒論や学部生の頃に書いたものを引っ張り出し、2013年のパターンとの出会いから、主に『旅のことば』『ともに生きることば』の活用に関することを話しました。 今回整理できたこととして 課題に対してうまく乗り越えている人たちの実践の知を、悩んでいる人に届けたい。 外側からのサポートではなく、内側からの内発的な気づき、学び、変化

【嬉しいニュース】初めての奨学金

【近況報告:嬉しいニュース】 2023/06/28 大学9年目にして、初めて奨学金が通りました!! 博士課程の最短卒業年は3年。 自分はパンデミックの年、2020年入学し、現在 3.5年が経ちました。 最初の1年はコロナで思うように研究ができず、最短卒業年(3年)を超えてしました。超えてしまうと、日本学生支援機構をはじめ、様々な奨学金が申請できなくなってしまいます。今回出した奨学金は特に制限がなかったものの、最短卒業年を超えていたので不利な申請でした。 研究に専念をす

【大学院セミナー】Thesis Proposal合格

5月に実施した博士候補になるための審査結果の発表があり「合格」をいただきました 申請の際は「ともに生きる創造的なケアの実践支援研究」でしたが、 審査会やその後の研究会でいただいたフィードバックを踏まえ、 「ともに生きるケアをつくる実践支援の研究」 にタイトルを変更し、全体の構成を見直し中です。 博士候補として、研究をしっかりと進め、 論文執筆をしていきたいと思います。 論文を書くことが要件ですが、論文を書くことを手段として、よりよいケアの実現に向けて、現場の皆さんと一

【博士研究の素材】介護現場における生産性向上の取組に関して

介護の質について調べているなかで発見した資料を紹介します。 主に以下の厚労省の資料を中心に調べていました。 一番下の「調査研究等」に、NTTデータ経営研究所のサラッと調査報告が載っていました。こういった国の予算で実施された研究や調査の報告って、ただ報告書としてサラッと置かれていて、もったいないなといつも思う。 って、ところまさに研究としてやっていこうと思っていたことなので、掘り出し物を見つけた気分になりました。

【2022年振り返り】研究の成果報告

書籍・カードとして、修士・博士研究の成果を『ともに生きることば』として世の中に出すことができました。 学会での口頭発表は、国際学会で1回、国内で1回。 学会でのポスター発表は、国内で1回。 国際学会でのワークショップは、1回。 ジャーナル論文を1回出しましたが、不採択で現在、再投稿中です。 2023年はより一層、頑張りたいと思います。 【書籍・カード】 『ともに生きることば:高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』(金子 智紀, 井庭 崇, 丸善出版, 2022)

【研究素材】中動態と欲望形成支援とその周辺

書籍『中動態の世界 意志と責任の考古学(國分功一郎)』(2017/3/27)『私たちがこれまで決して知ることのなかった「中動態の世界」「する」と「される」の外側へ』 Social InnovationForum2018"「自分で決める」ってむつかしい”の参加者レポート『意思決定支援/欲望形成支援/ユメソダテ』(2018/09/08)斎藤環さんと國分功一郎さんのTwitterでのやりとり(2018/09/25)精神看護 Vol.22 No.1 2019年 01月号『特集 オー