伝説の香料「シャム安息香」カイト、トレジャーハンターになる。Season1-Ep.3
前回までのお話
シャネルNo.5に使われている伝説の香木(勝手に誇張表現)
の手がかりを得るべく北の街にやってきた安息香探検隊(隊員2名)は拠点と足を確保し、
周辺調査に乗り出す。
予定では本拠地(空港のある町)から車で移動するはずだったのが、
急遽バイクになってしまったことで今後の方針を改める。
事前情報では、
町から町、村から村へ通ずる道は、
舗装されておらず、
土がむき出しで、
かつ山越え谷越え、
+山賊出没!?笑
と外国人には危険と聞かされていた。
目的の村まで72km。
バイクで行って帰れるような道なのか?
とりあえず今日はその道がどんな感じなのか確かめるために、
途中まで視察に行くことにした。
バイクに乗って異変に気付く。
え、ギアチェンジするときいちいちお尻を上げないと角度がありすぎて上げ下げできない。
何これ、、、。
さすが“AFONDA”。
文句を言っても仕方がない。
こんなところで贅沢は言えない。
道は舗装されており、意外と普通だった。
目的の村までは一本道だ。
山腹に沿った蛇行道をバイクで72km走らせ続ける度胸があればの話だが(笑)
途中、山に続く側道があった。
面白そうだったので入ってみた。
山頂あたりで樹液を垂らしている木を発見した。
え?見つけた!!!??
が、甘いはずの香りはしないし、引っ張るとよく伸びる。
ゴムだな。
ゴムと言われればゴムの匂いもするし。
ベンゾインとゴムの木はネットで見る限り、
結構似ていたのでゴムだなと思った。
まあこんなに簡単に見つかったら面白くないしな。
気を取り直し、山を降りる。
友人が原付は運転できると言っていたので、
選手交代した。
そして、速攻で、道路脇の排水溝に突っ込みそうになった。
オイ!!!
運転できる言った笑
とにかく谷側じゃなくてよかった、汗
次の町?村?に行く道路は舗装されていて問題なさそうだということがわかった。
戻る途中また山に続く側道があったので、
とりあえず登った。
すると、なにやら畑作業をしているサイバイマン(農夫)がいたので、
話しかけてみることに。
安息香の写真を見せて、
知らないか尋ねると、
なんと知っているとのことだった!
場所を地図でマークしてもらった。
距離にして20km。
現在16時前。
小学校の時に行事であった42.195kmの半分でしょ?
一応バイクで40分書いてあるし、
バイクだしいけるっしょ!
この安直さが悪夢の始まりとはこのときつゆ知らず・・・
To be continued... to the first nightmare・・・
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