BASE5 Requiem(ベースファイブ レクイエム)
シャム安息香 
なぜ学生がラオスでトレジャーハンターに！？
〜アロマオイルを開発するまで〜

大学3年の夏休み。

ラオスにある日系企業に2週間インターンに来た。

そのインターン先でお世話になった方に言われた最初の一言。

「アナタの将来の夢はなんですか？」

一言目に突然尋ねられ、考えても何も思い浮かばなかったので、

「ありません。」

そう、一言返した。

その返答に対し、お世話になった方は言った。

「ないことはない。社会に出るまでの過程の中で、周りからやりたいことができないと思い込まされて、忘れてしまっているだけなんだ。今回のインターンはキミの将来の夢を思い出すことをミッションにしよう。」

そして、カイトの運命を変えることになったこの最初の一言とともに、

ラオスでの2週間のインターン生活、

のみならず、波乱に満ちた人生の幕が上がった・・・。

To be continued...

P.S.

どれだけの人が、

自信を持って「将来の夢は〜です！」とか「私のしたいことは〜です！」

と言えるであろうか？

またはその夢やしたいことの実現に向かって突き進む人がどれほどいるのだろうか？

この物語はそう言えなかったうちの一人の大学生が自分のしたいことを明確にし、

実現に向けて歩みを進めていくお話です。実話です。

かつて、賢者言った。

『夢は見るものではなく、掴むものだ』

と。