引き寄せの法則とか潜在意識とか心の蓋とかトラウマ克服、毒親解放などのネット記事やセミナー、勉強会、ヒーリングサロン、カウンセリング等々でよく目にするのが、

「あなたの潜在意識にあるネガティブな感情を探しにいって解放していくワークをしましょう！」的なマゾが喜びそうなお誘い。

こういうスピリチュアルというか潜在意識系のものを信じている人はマゾ体質の人が大半だとおもうので自分はカルマを解放しないといけない！苦行を乗り越えた先にこそお金も幸せもたくさんはいってくるのだ！と自分をいじめた先に喜びがあることに快感を感じやすいのかな。と思ったりします。

私自身、そういうところがあったと思います。

これまでどうしてこんなにがんばっているのに、人のために尽くしているのに最後に自分が倒れてしまうやり方しかできないのだろう？と自分に我慢をさせて、自分をいじめつくしてポジティブモンスターみたくなっていたときもありました。

過去世へのいざないDVDやらヒーリングセラピー、スピリチュアルセミナー、自己催眠セミナー、いろいろな商材に救いを求めてきました。

すべて間違っていることは言っていなくて、ゆっくりペースですこしずつ気持ちの解放に私を連れて行ってくれていたように思います。

すこしずつ違和感を感じては、また別のあたらしいものに救いを求めていきました。

・自分の前世のカルマを解消しないと来世にもカルマを持ちこす。

・今世でカルマを解消できれば来世はもっといい人生になる。

いま生きていて幸せに、楽ちんにならなきゃ意味なくないですか？

・いま生きていくのにポジティブなものをうけとるにはすべてネガティブなものを出し切らないとダメ。出し切らないと何も入ってこない。

そんなにすべて出し切っている人ってどのくらいいるのでしょうか？あなたすべてだしきっている感じしないんですけど。（自称出し切っている。）

ここまでわかりやすくないことでも、え？脅し入ってますよね？ってことに違和感をかんじるようになってきました。

「○○しなければいけない。」「××しないとダメ。」

パワーストーンを購入したり、スピリチュアルセミナーで次のセミナーが数珠つなぎのすべて受講しないと先生になれないとかマルチ商法のお金稼ぎになっているところはこういう何かしらの脅しを使っているように思います。

高価（一つ数百万円）なヒーリングジュエリーを自身でいくつも持っていて、家族も購入していて、たくさんいいことがあるからと善意で私に購入を口添えしてくれた友人がいました。そのセミナー会場にはこぎれいな女性がたくさんいて、あれ？これ紹介した人が購入したらなんかキックバック的なものがあるんじゃないの？の香りがプンプンしました。

やっぱり、一個購入して終わりじゃないのだ。どんどん買いつづけないといけないのです。

これってなにかおかしい。。。。（強烈な違和感）

その子も高価なヒーリングジュエリーを毎日身に着けて、毎日必ず一つ以上自分のネガティブな思いを探しあてて、それを解放するという苦行をしているそうです。

先日大きな事故にあって2か月以上入院してました。

またあたらしいヒーリングジュエリーを購入するのかもしれないです。

＜心の蓋の下の怒りや悲しみを解放しないと本当の自分と出会えない。＞

私が体験した事実だと思います。でもそういう表現ではないのです。

＜心の蓋の下の怒りや悲しみを解放することで本当の自分に出会える。＞

無理してがむしゃらにがんばると効果がでないのです。また新たな苦しみに蓋をするだけなのだと思います。

私は心の蓋をあけることに向き合うことができ、まだまだ蓋をしていた記憶が突然フラッシュバックのように蘇り、それは決して楽なことではないです。

最初は過呼吸にもなったし、不正出血もでました。徐々に受け止めることがラクにはなってきますが、楽ではないです。

だけど、私は自分から探しにはいきません。

瞑想をして、愛する猫のことを思い身体中に胸にお腹に慈愛なのかしら？暖かいエネルギーを充満することができたり、何も考えず深い、いい瞑想ができたな～。なんておもっているとフラッシュバックが起きたりします。

だから、あ、これは愛からきているものなんだな。ということを感じます。

苦しみを～。探すどぉ～。となんかどよーんとしてしまうようなものではないのです。

そして、本当はすべてのことにいい、わるいなんてなくて、バランスなのだと思ったりします。

言霊ってあるから悪口いっちゃダメ！これは真実。

でもそんなことよりこれ以上我慢しないほうが大事。悪口言っちゃダメ！で自分をいじめつづけるよりは自分の味方になって悪口言えることのほうだどんなに素晴らしいことでしょうか。どんなにやさしい世界に近づけることか。

○○しちゃダメ！っていう脅しは無視していいと思うのです。

悪口でいうと、きっとそのような心境になれるときがくるのでしょう。うんうん。くらいにおもっておけばいいと思います。その方が自分にもまわりの人にも優しくなれるのではないでしょうか。