17.企業ブランディングについて
皆様こんにちは。
今回はブランディングについて記載したいと思います。
企業が商品を売り出す時、ブランディングの戦略もとても重要です。
特にブランドアイデンティティとブランドイメージを一致させることが大切だと言われていますので、参考までに記載させていただきます。
1.ブランドアイデンティティとは?
ブランドアイデンティティとは、企業側が扱う商品について、消費者にどのようなイメージをもってもらいたいか、つまり企業側目線の想いになります。
「消費者に〇〇なイメージを持ってもらいたい」「こういう想いを持った消費者に刺さるような商品にしたい」といったような感じです。
世間からどういう印象を持たれるかによって、購入する顧客層も変わってきますし、それによって価格帯も変わります。
そしてなにより、確固たるブランドとしての地位が築かれていくのです。
2.ブランドイメージとは?
ブランドアイデンティティに比べ、ブランドイメージのほうが皆さんにとってはなじみがあるかもしれません。
この商品に対してどういうイメージを持っているか。
俗にいうブランド品などは分かりやすいかもしれません。
エルメスやヴィトン、グッチなど様々なブランド品がありますが、価格帯や保持している顧客層に違いがありますし、同じブランド品の中でも位置づけがあるかと思います。
よく例に出されるのが高級車の話です。
ベンツはサラリーマン上がりの富裕層が持つイメージがあったり、BMWはより走りを楽しむための人が持っているイメージが出来ていたりします。
ランボルギーニは過去売れない時代があったそうですが、エンジンなどに特化してよりスポーツカーとしてのブランドイメージをとがらせた結果、売れるようになったという話もあります。
それぞれの車の所有者に対して、自分の車の絵を書いてもらうように言ったところ、ベンツオーナーは車に手を置いている自分が写った絵を書き、BMWオーナーは車の中から見える車窓の絵を書いたといいます。
3.まとめ
上記で記載したように、企業側が打ち出すブランド戦略により、ターゲット層をより明確にして、市場で刺さるように打ち出していくことができます。
この企業側のブランドアイデンティティと、市場側のブランドイメージを一致させることが、一つのブランド戦略を成功させていく鍵になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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