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情熱ってなんだろう

こんばんは。ごんごんです。
新卒2年目の社会人です。
毎日仕事に追われ、一日をただ生きている社会人です。
日々の忙殺の中にも心を揺さぶられる瞬間があって、それを大事に生きています。

先週の日曜日、Netflix'sで公開されている「LIGHT HOUSE」という番組を視聴しました。大学からオードリーの若林が好きで、星野源と対談する番組と聞いて楽しみに一気見しました。

二人の人生の苦しさと、今を生きる情熱に触れて、僕も熱くなりました。
そんなこんなで”熱さ”って何なんだってぐるぐるぐる考えました。

”熱さ”ってなんなの

人の心を動かす熱さは、その人の身体感覚を伴った感情(心が痛いとか、ゾクゾクするとか、胃が痛いとかそういうの)とその経験でしか生まれない。それが伴っていなければただの譫言で、相手にはすぐ伝わってしまう。
なんか言っているけど、口から空気が出ているだけの人になってしまう。

LIGHTHOUSEを見てそう思った。
困難を乗り越えている人がかっこよく見えるのは、その裏側の経験が見えるからで、それが見えない人はかっこよくない。

”困難経験”って必要なの

「じゃあ困難な必要なのか?」と言われると、必要なのは困難じゃないと思う。
全力でなくてもいいから、ある程度熱を傾けて、”自身ですべてを背負った経験”、”言い訳の余地がなく、すべてが自分で完結する世界での経験”なのだと思う。
「自分でどうにかしないといけない」、「自分しかこの状況を変えられない」と自分で思って行動して、考えて悩んで。
そんな経験が必要だろう。

話は変わるが新卒採用で聞かれる「挫折経験」「困難経験」は”自分ですべてを背負える人間かどうか”を見極めるのにぴったりだ。
僕は何もなかったから、「挫折経験はありません」って言ってた。薄っぺらい人間だと思われていたと思う。

じゃあどうやったら経験できるの

じゃあその経験をするための状況はどうやって作るんだろう。
病気になる?事故にあう?大事な人を亡くす?
なんてコントロールできるものじゃないし、かっこよくなりたくて不幸を望むのは、たぶん、間違えている。

自分でそんな”やるしかない状況”を作り出すのは、また新しい環境に飛び込むしかないのかもしれない。

新卒の1年間は右も左もわからず、どうしたら自分の居場所が作れるか悩んで動いて、誰かに認められたらうれしくて、そのためにがむしゃらになってやっていた。
精神的にはつらかったけど、あの時は楽しかったし、成長実感もあった。
今は、ある程度仕事をこなして、相手の言われたことを理解してそれにこたえて、それでも相手には感謝されて、簡単に発言できて、案件回せて、こなせるようになって。困難はあまり感じない。
自分と他メンバーとの役割分担をはっきりできるようになって、「ここは自分の領域ではないから」と無理しないようになった。

うまくやっているんだと思う。
いわゆる”コンフォートゾーン”にいすぎるんだと思う。
居心地はよい。
頭は真っ黒にならないし、ストレスはたまらない。
でも切り抜けた時の達成感と成長実感はない。これは楽しくない。
アンコンフォートゾーンを切り抜けるためにがむしゃらになってやるときのフロー感覚をまた味わいたい。

じゃあやっぱり、どうしたらいいんだろう。
自分で考えて、答えが出なくて、そのまんま。


誰かに考えてもらおう!とあきらめて切り分けてもいいのかもしれない。

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