自分にとって働く上で大事なポイント

休職をしてnoteを始めて、これまで色々と仕事に関する気づきを書いてきた。

色々と書いてきて自分でも少し頭がこんがらがってきたので、これまでの気づきをまとめようと思う。

大前提、自分は他の人以上に「働くこと」にちゃんと向き合わないといけないと思っている。実際、仕事のストレスで休職してしまうくらい仕事1つでメンタルにも体にも影響が出ているし、生活リズムも変わった。どういう仕事をするかは全員にとって大事だと思うが、その重要度の度合いが他の人に比べて高いように思う。ちゃんと向き合わなければいけない。



ライスワークはできない

人によって人生における仕事の目的は変わってくるが、私はお金のために割り切って働く「ライスワーク」はできない。現職で割り切って働いた結果休職したくらいなので割り切れない。

休職中に「仕事への嫌悪感」の正体を考えたことがあったのだが、突き詰めると「働くこと自体」が嫌なのではなく「お金のためだけに興味ないことを割り切ってやる仕事」が苦手ということがわかった。仕事そのものにやる気がないわけではなかったのだ。

労働時間や休日など仕事には色々な要素があるが、それ以前に、自分の人生において、仕事はお金だけじゃなく楽しさややりがいもあるもの、として位置付けたい。仕事に人生をかけるライフワークが自分に合っているのかどうかはまだわからないが、少なくとも自分にはライスワークが合っていない。わがままだが、お金だけじゃなく仕事自体のやりがいや楽しさも求めるスタンスで生きていく。


合う仕事は働きながら見つける

実際に働かないと自分に合う仕事かどうかはわからない。ライスワークができないことを知ったのも実際に働いたから気づけたことだ。

実体験に加えて、私が尊敬するお笑い芸人のオードリー若林さん、どきどきキャンプの佐藤満春さんの仕事の変遷もそうだった。お二方とも若手時代は「得意不得意がわからないからとりあえずきた仕事をやる」というスタンスで様々な仕事をした時期があり、それを経て適性のある仕事に軸足を置いていった経緯がある。

色々な経験をして自分を知る時期を「広げる時期」、適性に向かって絞っていく時期を「狭める時期」とするなら、自分は今「広げる時期」なのだと思う。もちろん転職活動では自己分析を元に全力で適職を当てにいくつもりだが、すぐに適職が見つかると思わず、何かしら不満があってもそれを長い目で経験として捉えたい。


強みを活かす

休職している時期に、友達や好きな芸人さん、林修先生や森岡毅さんなどの仕事のプロフェッショナルの方々など様々な人の価値観に触れさせてもらった。

やはり強みを活かして仕事をした方が結果が出やすいし、好きにも繋がりやすいと思う。好きなことをするか得意なことをするか、はよく仕事選びで議論になるが、好きなことを突き詰めた結果得意な事になったり、逆に得意な事が好きになることもあると思う。

なので極端に二分する必要はないと思うが、「仕事=社会への価値提供」と考えると、自分の強みを活かすことが価値提供できるだけのスキルを身につける上で一番の近道だと感じる。

持ってる武器を磨くしかないし、結果が出やすければその分自己肯定感や存在価値も感じられると思うので、自分の強みを活かすことは意識したい。


複業を目指す

一つの仕事を極めて職人になるのは人生の選択肢が狭まる気がして束縛感を感じてしまう。現職も、ずっとこの仕事を死ぬまでやり続けるのか、と思い束縛感を感じてつらくなってしまった。

自分のアイデンティティ(仕事)がはっきりしたことで逆にそれに縛られて「この仕事で働き続けなきゃ」とプレッシャーを感じてしまうので、複数の仕事をして「この仕事にかけてる感」をなくし労働特有の束縛感をなくしたい。

また、心配性な部分もあるので複数の収入源があれば金銭的にもメンタル的にもかなり安定するのではないかと思う。加えて、私はかなりの飽き性なので、一芸を極めず色々な事に手を出した方が結果的に長く仕事が続くのではないかと思っている。

(飽き性な人は物事の技術習得が早く、それゆえに心的飽和速度(物事に満足する速度)も早いのではないかと言われているので、そう考えれば飽き性も個性かなと思える)

ただ複業といっても、最初にやる仕事は一つだし、その仕事から他の仕事に派生していくイメージがあるので、まずは軸となる仕事一つを決めることが重要なのは変わらない。


興味や価値を感じる分野で働く

これはライスワークをしないための具体的な対策の1つでもある。当たり前だが仕事は毎日働いたり継続して学び続ける必要があるが、シンプルに好奇心をそそられることや価値を感じる分野でないと時間を捧げたいと思えない。

就活時代の自己分析が甘かったのだが、学生時代に長期インターンをしていたことがあった。そこでは主に飲食店向けに電話営業をすることが仕事だったのだが、なんとなく電話営業に適性を感じていた一方、どうしても売っていた商材に愛着が湧かず、長期インターンにも関わらずわずか1ヶ月で辞めてしまったことがあった。

自分が扱っている商材や世の中に対して与えている価値提供に納得感がなければ、仕事のモチベーションは続かないし心が死んでいく。

現職でも、企業理念や商材に強い共感を感じなかったことが「興味のないことをやっている認定」となり嫌悪感に繋がったと感じるので、仕事選びにおいても「信念が合致しているか」「時間を捧げてもいいと思える商材・仕事か」は指針にしたい。


自分なりの創意工夫が必要な仕事をする

これが最近で一番の気づきである。

休職して以降様々な自己分析をしたのだが、その結果、なんとなく自分は体を動かすよりも頭を使って原因を考えたり解決策を見つけることが向いているタイプであることがわかった。

そこで疑問に思ったのが、現職もどちらかといえば頭を使う仕事であるということ。事務職で経理系のルーティンワークをしていたのだが、タイプ的には向いている仕事でなぜ嫌悪感があったのか。飽きや扱っていた商材問題ももちろんあるが、それを抜きにしても業務自体に嫌悪感があったので原因を考えてみた。

思ったのは、現職は思考タイプだが「自分なりの創意工夫」が必要ない仕事だったということ。

経理系で頭を使うのだが、実際は決められた機械的な操作を繰り返す業務で特に自分なりの創意工夫や意見は必要なかった。ルーティンワークといえど、自分なりの創意工夫の余地がある仕事もある。が、現職は機械的にできる仕事だったので、それで自分の存在価値ややりがいを感じれず結果的に「人生を無駄にしている感=嫌悪感」を感じてしまったのだと思った。

そもそも、自分はより自分らしく生きるために効率的に生きたいと思っていて、無駄なことはなるべくしたくないと思っている。

そんな効率重視の自分にとって、たとえ強みに似た仕事だとしても、自分なりの創意工夫が全くないルーティンワークはやりがいや存在価値を感じず結果的に人生を無駄にしている感を感じてしまった。自分が充実して働くには「存在価値・やりがい」が重要であり、そのために「自分なりの創意工夫ができること」が大事なのだ。
(自分にとっては「創意工夫」で存在価値を感じるという話で、一定以上のクオリティでアウトプットし続けるルーティンワークは実体験としてすごいです)



就活時の自己分析が全くの的外れだったので今回も本当に自己分析ができているか疑問だが、それでも自分なりに試行錯誤していくことが大事だと思う。

今回のまとめを機に徐々に転職活動にも本腰を入れていきたい。

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